シリーズ心の哲学Ⅲ 翻訳篇

シリーズ心の哲学Ⅲ 翻訳篇

もはや古典となっている必読の論文5本を集成。表象、意識、心と物の関係など、「心の哲学」の主要な論点に有力な解答を与える。

著者 信原 幸弘
ジャンル 哲学・思想・倫理
シリーズ シリーズ哲学・思想・倫理 > シリーズ心の哲学
出版年月 2004年8月
ISBN 978-4-326-19926-6
判型・ページ数 4-6・296ページ
定価 3,080円(税込)
在庫 品切れ・重版未定

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もはや古典となっている必読の論文5本を集成。表象、意識、心と物の関係など、「心の哲学」の主要な論点に有力な解答を与える。

序 論 心の哲学の基本問題[信原幸弘]
 1 心は因果的な力をもちうるか
 2 志向性と機能
 3 クオリアはいかなる存在か
 4 心の運命

第一章 随伴的かつ付随的な因果[ジェグォン・キム/金杉武司訳]
 解題
 1 随伴的因果
 2 付随的因果としてのマクロ的因果
 3 メレオロジー的付随性とミクロ的決定論
 4 付随的因果としての心的因果

第二章 バイオセマンティックス[ルース・ギャレット・ミリカン/前田高弘訳]
 解題
 1 目的論に訴えることの問題点
 2 表象の消費に焦点を移す
 3 生物意味論的アプローチの利点
 4 俗流ダーウィニズム?
 5 人間の表象とバクテリアなどの表象との違い

第三章 経験の内在的質[ギルバート・ハーマン/鈴木貴之訳]
 解題
 1 問題
 2 志向性
 3 第一の反論の評価
 4 知覚と理解
 5 スペクトル逆転
 6 結論

第四章 消去的唯物論と命題的態度[ポール・M・チャーチランド/関森隆史訳]
 解題
 1 なぜ素朴心理学は理論なのか
 2 なぜ素朴心理学は(本当は)誤っているかもしれないのか
 3 消去への反論
 4 機能主義の保守的性格
 5 素朴心理学を超えて

第五章 個体主義と心的なもの[タイラー・バージ/前田高弘訳]
 解題
 1 用語にまつわる問題
 2 思考実験
 3 再解釈
 4 適用
 5 心的なもののモデル

あとがき
事項索引
人名索引

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