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人称的世界の倫理 [双書エニグマ]

人称的世界の倫理

私から見た世界と他人の見た世界とは違っているだろう。本書は私と他人の織りなす世界を人称的世界と呼びそれを倫理の基礎に据える。

著者、編者、訳者など 大久保正健
ジャンル 哲学・思想・倫理
ISBN 978-4-326-19910-5
出版年月 2005年2月
判型・ページ数 四六判・224ページ
定価 本体2,600円+税
在庫 在庫あり
 

内容説明

もっともこの考え方をとる倫理学者は少数派に属する。多数派の倫理学者は、倫理を社会に普遍的に妥当する規範と捉えている。この立場からは私と他人の実存論的な差異は見えてこない。しかしこの差異の解明こそ哲学の課題であると著者は考えている。ではその世界はどんな構造をしているのだろう。

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目次

序説
 1 哲学について
 2 科学と哲学
 3 科学と倫理
 4 無能原理と愛
 5 本書の概要

第一章 世界の構造
 1 世界の二つの見方
 2 連続量と非連続量
 3 空間と時間
 4 時間における「順序」
 5 言葉と数
 6 物体と幾何学
 7 デカルト
 8 ロックとカント──構成された空間と時間
 9 再び、世界の見方について

第二章 循環する時間
 1 万物、流転す
 2 知覚という運動
 3 時制と私
 4 同時性
 5 老いていくこと

第三章 倫理的行為
 1 社会規範としての倫理
 2 私のパースペクティヴ
 3 他人の霊魂
 4 無能原理
 5 超越的価値と想起
 6 エロース
 7 アガペー


あとがき
文献
事項索引
人名索引

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