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文字の経験

読むことと書くことの思想史

文字の経験

なぜ人間は文字を読み書くのか。またその意味とは? フランス思想や欧米の映画の事例を取り上げつつ今日のリテラシー問題につなぐ。

著者、編者、訳者など 森田 伸子
ジャンル 教育・心理
ISBN 978-4-326-15385-5
出版年月 2005年10月
判型・ページ数 四六判・292ページ
定価 本体2,800円+税
在庫 在庫あり
 

内容説明

世界の孤児である私たちは、何らかの代補としての文字を必要とする。本書は、その様々な営為をふりかえる「文字の思想史」の試みである。

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目次

はしがき

プロローグ:『アウト・サイダー』の世界

第I部 読み書きができるということ

第一章 現代社会におけるリテラシー問題:米仏の事例から
 1 リテラシーとは何か
 2 伝統的リテラシー:聖なるテクストを読むこと
 3 スキルとしてのリテラシー
 4 文化的リテラシー
 5 リテラシー神話から機能的リテラシーへ
 6 生きるための文字:『イブラヒムおじさんとコーランの花たち』から

第二章 「文盲」という物語:二人の羊飼いの自伝から
 1 放浪の羊飼いから宮廷付き学者へ:デュヴァルの物語
 2 父の教えから作家たちの教えへ:ガヴィーノ・レッダの遍歴
 3 「文盲」の読み書きと啓蒙思想

第II部 文字をめぐる思想

第三章 啓蒙の光の中で:神の書物から人間の書物へ
 1 世界という書物:コメニウスの「小さな書物」をめぐって
 2 ルソーとコンディヤック:二つの透明な文字

第四章 自然言語と文字:聾教育と手話の発見をめぐって
 1 自然言語としての声と身振り
 2 手話の発見と文字言語

第五章 公教育と文字の思想
 1 フランス語作文の思想
 2 「母語」と文字をめぐって

エピローグ


あとがき
人名索引

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