〈私〉の存在の比類なさ
私と他者の関係をめぐる一連の問題群に新鮮な視点から粘り強い思索を続ける著者の論文集。今回は、山田友幸、大庭健らとの論争文を収め、議論の輪郭をはっきり示している。
はじめに
I
他者
II
独在性と他者――独我論の本質
ウィトゲンシュタインの独我論
独我論と他者――あるいは宇宙の選択の問題
III
独在性の意味――山田友幸氏の批判に答え、入不二基義氏の所論を批評する
独在性の意味(二)――大庭健氏の批判に答え、入不二基義氏の所論を更に検討する
IV
書評1 大森荘蔵著『時間と自我』
書評2 野矢茂樹著『心と他者』
書評3 B・マクギネス『ウィトゲンシュタイン評伝』 レイ・モンク『ウィトゲンシュタイン1・2』
V
差異と実質――ヴィトゲンシュタイン・ソシュール・フッサール
I
他者
II
独在性と他者――独我論の本質
ウィトゲンシュタインの独我論
独我論と他者――あるいは宇宙の選択の問題
III
独在性の意味――山田友幸氏の批判に答え、入不二基義氏の所論を批評する
独在性の意味(二)――大庭健氏の批判に答え、入不二基義氏の所論を更に検討する
IV
書評1 大森荘蔵著『時間と自我』
書評2 野矢茂樹著『心と他者』
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