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医療現場に臨む哲学

医療現場に臨む哲学
著者、編者、訳者など 清水哲郎
ジャンル 哲学・思想・倫理
ISBN 978-4-326-15324-4
出版年月 1997年5月
判型・ページ数 四六判・258ページ
定価 本体2,400円+税
在庫 在庫あり
 

内容説明

本書は、哲学者と医療の専門家(医師、看護婦等)との対話によって生まれた。医療行為の目的、情報提供、緩和医療、尊厳死などをめぐる哲学者の新しい仕事である。

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目次

はしがき

第1章 記述することとしての哲学
 1.1 〈実践家に付き添う書記〉である哲学者
 1.2 行為の記述は行為者のあり方を明らかにする
 1.3 行為者の姿勢と状況把握との分かれの場である現場

I 医療現場の基礎記述

第2章 より自由であることを目指して――医療行為の目的
 2.1 よい生とQOL
 2.2 医療の目的とQOL
 2.3 医療の場におけるQOL

第3章 医療者―患者の共同を通して――医療行為のプロセス
 3.1 共同行為としての医療
 3.2 決定への途
 3.3 医療行為における患者のQOL

第4章 医療行為の倫理原則
 4.1 倫理諸原則の位置付け
 4.2 規範についての諸見解
 4.3 社会的公正という座標軸
 4.4 諸原理・諸規則間の優先性?

II 終末期医療の諸問題

第5章 真実を知らせることとしての告知――情報提供をめぐって
 5.1 〈知らせる〉ことの医療における位置
 5.2 「癌」という語のネットワーク
 5.3 告知とQOL

第6章 ターミナル・ケアと緩和医療
 6.1 ターミナル・ケアをめぐる諸概念
 6.2 緩和医療のプロセス
 6.3 死と向き合う心――スピリチュアル・ケアをめぐって

第7章 生死のコントロール――尊厳ある死と安楽死
 7.1 コントロールされた死をめぐる諸概念
 7.2 安楽死の定義と区分
 7.3 尊厳を保つための安楽死
 7.4 安楽死が許容される状況はあり得るか
 7.5 その他の諸問題

第8章 死に向かう人間――時と永遠
 8.1 死の理解と思想
 8.2 人格の死と身体の死の連関
 8.3 時の流れを越えて――永遠へ

あとがき
参照文献
索引

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