言語行為の現象学
言語および言語行為という場面に即して、現象学には〈言語論的転回〉を、分析哲学には〈超越論的転回〉を要求して、それらの間に見られる懸隔を架橋する。
まえがき
I 言語行為の現象学へ向けて
一 言語行為の現象学・序説――現象学と分析哲学との対話を求めて
二 「語る主体」と心身関係――ストローソンの「人格」概念をめぐって
三 言語・身体・意味――ウィトゲンシュタインとメルロ=ポンティ
II 言語哲学から社会哲学へ
四 言語行為の身体的次元――「ホモ・シグニフィカンス」としての人間
五 言語行為と対話的実践――「言語ゲーム」から「終わりなき対話」へ
六 言語行為の社会的次元――ウィトゲンシュタインとハーバーマス
III 分析哲学と超越論哲学の狭間で
七 「言語ゲーム」の目指したもの――ウィトゲンシュタインと超越論哲学
八 超越論的語用論の射程――英米哲学とアーペル、ハーバーマス
九 「言語論的現象学」の可能性と限界――オースティンとデリダ―サール論争
十 現象学と分析哲学の交差と断絶――ギルバート・ライルとフッサール、メルロ=ポンティ
あとがき
人名索引
事項索引
初出一覧
I 言語行為の現象学へ向けて
一 言語行為の現象学・序説――現象学と分析哲学との対話を求めて
二 「語る主体」と心身関係――ストローソンの「人格」概念をめぐって
三 言語・身体・意味――ウィトゲンシュタインとメルロ=ポンティ
II 言語哲学から社会哲学へ
四 言語行為の身体的次元――「ホモ・シグニフィカンス」としての人間
五 言語行為と対話的実践――「言語ゲーム」から「終わりなき対話」へ
六 言語行為の社会的次元――ウィトゲンシュタインとハーバーマス
III 分析哲学と超越論哲学の狭間で
七 「言語ゲーム」の目指したもの――ウィトゲンシュタインと超越論哲学
八 超越論的語用論の射程――英米哲学とアーペル、ハーバーマス
九 「言語論的現象学」の可能性と限界――オースティンとデリダ―サール論争
十 現象学と分析哲学の交差と断絶――ギルバート・ライルとフッサール、メルロ=ポンティ
あとがき
人名索引
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