ホーム > 書物としての新約聖書

書物としての新約聖書

書物としての新約聖書
著者、編者、訳者など 田川建三
ジャンル 哲学・思想・倫理
ISBN 978-4-326-10113-9
出版年月 1997年1月
判型・ページ数 A5判・770ページ
定価 本体8,000円+税
在庫 在庫あり
 

内容説明

本書は新約聖書の外面的成り立ちを問題にする。二世紀から五世紀にかけての正典化の歴史を第一章で扱い、以下、新約聖書の言語の問題、写本と正文批判、翻訳史を概観する。

このページのトップへ

目次



第一章 正典化の歴史
 一 はじめに
 二 カノーン(正典)と「新約」
 三 旧約聖書という矛盾
 四 異端から正典がはじまった!
 五 マルキオン以前の正典的権威?
 六 正典化を促進した諸異端
 七 正統派教会による新約正典の結集
 補遺1 新約聖書、使徒的教父、新約偽典
 補遺2 この章の参考文献
 補遺3 ムラトリ正典表
 補遺4 アタナシオスの第三九復活祭書簡

第二章 新約聖書の言語――新約聖書のすべての文書がギリシャ語で書かれているという事実は何を意味するか
 一 導入
 二 後一世紀のパレスチナの言語
 三 パレスチナにおける帝国支配の言語
 四 地中海世界の言語状況
 五 初期キリスト教=ギリシャ語の宗教=都市の宗教
 六 新約聖書のギリシャ語
 七 新約の各著者の言語的特色

第三章 新約聖書の写本
 一 写本の種類
 二 正文批判について
 三 ギリシャ語テクストの印刷公刊本
 四 大文字写本の紹介
 五 本文の確定
 六 正文批判の実践
 七 正文批判の実例
 補遺 参考文献

第四章 新約聖書の翻訳
 一 どの翻訳を用いるのがよいか
 二 聖書翻訳の社会的機構
 三 古代ラテン語訳
 四 近代のドイツ語訳
 五 近代フランス語訳
 六 英語訳聖書の歴史
 七 日本語訳(その1)口語訳聖書まで
 八 日本聖書協会訳と英語訳のつながり
 九 日本語訳(その2)カトリック訳から共同訳へ
 十 新共同訳の訳文
 十一 その他の翻訳

後書き
補遺 欽定訳とそれ以前の英訳の比較
索引

このページのトップへ