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ヨーロッパの都市と思想 [神奈川大学人文学研究叢書]

ヨーロッパの都市と思想
著者、編者、訳者など 神奈川大学人文学研究所
ジャンル 歴史・地理
ISBN 978-4-326-10108-5
出版年月 1996年4月
判型・ページ数 A5判・246ページ
定価 本体3,700円+税
在庫 品切れ・重版未定
 

内容説明

個性的な景観と独自の伝統文化の厚みを感じさせて、頑固なまでに歴史的個性を主張しているヨーロッパの都市、そのなかで花開いた文化の諸相を思想という側面から照射する。

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目次

まえがき

ルネサンス喜劇のロンドン――サイモン親方と陽気な仲間たち[奥田宏子]
 序――都市・社会・演劇
 一 職人たちのロンドン
 二 恋愛プロットをめぐって
 三 デッカーのリアリズム
 むすび――デッカー喜劇と都市エネルギー

コペンハーゲン――一九世紀デンマーク文芸黄金時代[中里巧]
 序
 一 北欧地域における思想の同質性
 二 北欧におけるデンマーク文化の固有性
 三 デンマーク文芸黄金時代と思想家群像

ミュンヒェンのロマン主義者たち――ヤコービ・シェリング・バーダー[伊坂青司]
 はじめに
 一 バイエルン王国のロマン主義的文化政策
 二 ヤコービとシェリング――神をめぐって
 三 シェリングとバーダー――悪をめぐって
 おわりに

一九世紀のヴェネツィア観――異民族統治・美・貴族政[鳥越輝昭]
 はじめに
 一 オーストリア統治とそれについての見かた
 二 ヴェネツィアの美の問題
 三 「賢明な統治」発見の問題
 おわりに

世紀末のウィーン――哲学・精神分析・文化[湯田豊]
 一 ウィーン――現在と過去
 二 ウィーンの哲学的風景――マッハからニーチェまで
 三 フロイトとウィーン――愛と憎しみのアンビヴァレンツ
 四 若きウィーン――デカダンス、および官能美の世界
 五 世紀末ウィーンにおける思想家の群像

天才的な非学問性と似而非哲学――フライブルグにおける哲学者のある愛憎劇[鈴木修一]
 はじめに
 一 ミュンヘンからフライブルクへ
 二 フライブルクからミュンヘンへ
 三 マールブルクとフライブルク
 四 似而非哲学
 五 天才的な非学問性
 六 人柄と才能
 おわりに

ローマのグラムシ――ファシストの圧制下で、一九二四~二六年[黒沢惟昭]
 一 グラムシの帰国とムッソリーニ
 二 ファシズムと都市
 三 ムッソリーニとファシズムの教義
 四 グラムシとムッソリーニ
 五 逮捕と二つのレクイエム

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