言語学と記号学
言語と記号の接点を規範に求め、記号に「場の表現」を認めるなど、具体例に即して過程的構造を解明する中で言語・記号・象徴を理論的に考究し、さらに意味論にも言及する。
病床便り
第一部
言語学と記号学
一 言語学と記号学との関係
二 〈場の表現〉と他の表現との綜合の問題
三 言語を解明できる者に記号を解明できないはずはない
四 意味とは何か、どこに存在するか
五 記号における〈場の表現〉
六 象徴とはどんな表現か、記号とどう区別するか
言語・記号・象徴
一 矛盾を実現しかつ解決するための規範
二 ルフェーヴルの code 論
三 機能主義的発想と「代り」理論の横行
四 記号学者の記号および信号の概念と大衆の合図および信号の概念
五 言語と記号の区別、記号表現と非記号表現の統一
六 記号における象徴的表現の浸透と交通標識の理解のときの規範の媒介運動
七 言語における記号的表現の浸透と記号における言語的表現の浸透
八 イェルムスレウの発想をめぐって
九 象徴における認識の二重化、表現以前に象徴が存在するという発想
一〇 言語学の誤謬の記号学による修正、ルフェーヴルの「三次元図式」
一一 ヨーロッパ的な紋章と日本的な紋章
一二 象徴をめぐる諸問題
一三 言語と記号はどこで区別されるか
一四 記号論者の一方通行的なコミュニケーションの概念とその役割
一五 モンタアジュ論者の「単位」と記号学者の「単位」との共通点
一六 表現についているいろいろなことわり書き
一七 地図の記号における非記号表現の重視
構造言語学はなぜ意味論を排除したか?
一 構造言語学者は意味論から逃げていた
二 時枝誠記の意味論の弱点
三 言語規範はダイナミックで立体的な構造を持つ
第二部
時枝誠記の言語過程説
はじめに
本質の追求と方法論の反省
言語学のコペルニクス的転換
時枝理論はなぜ難解といわれるか
言語の論理構造と「哲学者」
〈助動詞〉と〈助詞〉の自立した使いかたについて
漢字と振り仮名
台本の過程的構造
一 言語の過程的構造の特殊性
二 観念的な演劇の文章化としての戯曲
三 演劇の特徴の戯曲への規定
四 観念的な映画の文章化としてのシナリオ
五 過程的構造の相対的独立をめぐって
森有正の「日本語の二人称的性格」
市川浩の「魔術的」身体論
一 鏡における身体の「魔術的な転換」のタネあかし
二 言語表現の「魔術的強制力」のタネあかし
三 ヴァレリーの「第四の身体」のタネあかし
「差別語」の理論的解明へ
すべての言語は差別語である
大衆の表現に対する差別感
正常な分裂と異常な分裂
どんな問題が見落されているか
大内論文問題の再吟味
庄司和晃著『仮説実験授業と認識の理論』への解説
第一部
言語学と記号学
一 言語学と記号学との関係
二 〈場の表現〉と他の表現との綜合の問題
三 言語を解明できる者に記号を解明できないはずはない
四 意味とは何か、どこに存在するか
五 記号における〈場の表現〉
六 象徴とはどんな表現か、記号とどう区別するか
言語・記号・象徴
一 矛盾を実現しかつ解決するための規範
二 ルフェーヴルの code 論
三 機能主義的発想と「代り」理論の横行
四 記号学者の記号および信号の概念と大衆の合図および信号の概念
五 言語と記号の区別、記号表現と非記号表現の統一
六 記号における象徴的表現の浸透と交通標識の理解のときの規範の媒介運動
七 言語における記号的表現の浸透と記号における言語的表現の浸透
八 イェルムスレウの発想をめぐって
九 象徴における認識の二重化、表現以前に象徴が存在するという発想
一〇 言語学の誤謬の記号学による修正、ルフェーヴルの「三次元図式」
一一 ヨーロッパ的な紋章と日本的な紋章
一二 象徴をめぐる諸問題
一三 言語と記号はどこで区別されるか
一四 記号論者の一方通行的なコミュニケーションの概念とその役割
一五 モンタアジュ論者の「単位」と記号学者の「単位」との共通点
一六 表現についているいろいろなことわり書き
一七 地図の記号における非記号表現の重視
構造言語学はなぜ意味論を排除したか?
一 構造言語学者は意味論から逃げていた
二 時枝誠記の意味論の弱点
三 言語規範はダイナミックで立体的な構造を持つ
第二部
時枝誠記の言語過程説
はじめに
本質の追求と方法論の反省
言語学のコペルニクス的転換
時枝理論はなぜ難解といわれるか
言語の論理構造と「哲学者」
〈助動詞〉と〈助詞〉の自立した使いかたについて
漢字と振り仮名
台本の過程的構造
一 言語の過程的構造の特殊性
二 観念的な演劇の文章化としての戯曲
三 演劇の特徴の戯曲への規定
四 観念的な映画の文章化としてのシナリオ
五 過程的構造の相対的独立をめぐって
森有正の「日本語の二人称的性格」
市川浩の「魔術的」身体論
一 鏡における身体の「魔術的な転換」のタネあかし
二 言語表現の「魔術的強制力」のタネあかし
三 ヴァレリーの「第四の身体」のタネあかし
「差別語」の理論的解明へ
すべての言語は差別語である
大衆の表現に対する差別感
正常な分裂と異常な分裂
どんな問題が見落されているか
大内論文問題の再吟味
庄司和晃著『仮説実験授業と認識の理論』への解説
関連書籍
-
-
-
-
-
-
定価 3,300円(税込)
-
定価 5,170円(税込)
-
定価 5,170円(税込)
-
定価 3,520円(税込)
-
定価 5,060円(税込)
-
-
定価 5,170円(税込)
-
定価 3,520円(税込)