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浦安図書館にできること [図書館の現場]

図書館アイデンティティ

浦安図書館にできること

伝説に彩られた浦安図書館の実像を館長が明らかにする。イメージと現実の差、社会との軋轢に悩み、考え、実行した20年を回顧する。

著者、編者、訳者など 常世田良
ジャンル 総記・図書館
ISBN 978-4-326-09827-9
判型・ページ数 四六判・292ページ
定価 本体2,600円+税
在庫 在庫あり
 

内容説明

図書館をめぐる議論がいま活発になっている。図書館は貸本屋かという批判や、図書館は出版業の発展を阻んでいるという批判の声が高まってきている。それに対して図書館側はどう答えるのか。本書は、浦安図書館の20年にわたる実践を示すことによって、図書館の存在意義を強調するものである。

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目次

はじめに

序章 浦安図書館にできること
 1 浦安図書館の特徴
 2 浦安図書館にできたこと・できること
 3 図書館がかかえている難問
 4 これからの課題
 5 図書館の存在意義
 6 〈知る〉という人間の本質



第一章 なぜ中央図書館が必要なのか──公共図書館の可能性
 1 はじめに
 2 なぜ図書館が必要か
 3 自治体の最重要課題は図書館政策――どういうサービスを市民に提供するか
 4 本屋と図書館の違い
 5 なぜ中央図書館が必要か――多摩市と浦安市の比較を通して
 6 資料群の力――知の体系
 7 分担収集か金太郎飴か
 8 図書館機能の階層化――施設のあり方
 9 浦安市の図書館について
 10 質問に答えて

第二章 組織され、地域に役立つ職員集団をめざして
 1 はじめに
 2 浦安市立図書館のサービスについて
 3 職員の態勢
 4 研修と方針の決め方
 5 なぜ専門職集団が必要か
 6 なぜ専門職制がしかれにくいか
 7 おわりに

第三章 司書職制度を実現するために
 1 はじめに
 2 司書職制度の実現のために
 3 専門職という制度
 4 活動に必要性
 5 専門職制度についての研究
 6 専門職制度と行政
 7 司書職制度と人事
 8 図書館についての政策を示すべきだ
 9 図書館長の中立性と相対性



第四章 図書館はなんのためにあるのか
 1 公共図書館の目的は知識と情報の提供
 2 自己判断・自己責任型社会に欠かせないもの
 3 公共図書館は国の情報政策に位置づけるべき
 4 日本の情報政策が欠落している証拠
 5 図書館を衰退させる時代錯誤の動き
 6 専門職だから支えられる市民の生活

第五章 公共図書館経営の課題
 1 はじめに
 2 公共図書館の理念
 3 ハイブリッド・ライブラリーに不可欠な三要素
 4 図書館政策の必要性
 5 財政的な課題
 6 人事的な課題
 7 施設・設備に関する課題
 8 アウトソーシング・ボランティア・NPO
 9 行政評価

第六章 公共図書館におけるビジネス支援サービスの現状
 1 はじめに
 2 浦安図書館における経緯
 3 協議会の経過
 4 事業の実施状況
 5 公共図書館におけるビジネス支援サービスとは
 6 利用者側の意義
 7 図書館側の意義
 8 課題
 9 図書館政策
 10 おわりに

第七章 公共図書館は出版界の敵にあらず
 1 新刊やベストセラーばかり貸出しているわけではない
 2 図書館と書店は役割を分担しあっている
 3 共同して立ち向かうべき課題

第八章 公共図書館の開館時間の延長
 1 はじめに
 2 閉館時間延長の目的と対象
 3 図書館サービスの質と量について
 4 閉館時間の延長とコスト
 5 防犯上の問題
 6 時間延長と職員
 7 総合的判断の必要性
 8 開館時間と図書館政策
 9 行政の政策と図書館
 10 おわりに

第九章 公共図書館とコンピュータ
 1 コンピュータの導入
 2 自治体内における図書館のコンピュータ・システム
 3 広域のコンピュータ・ネットワーク
 4 電子図書館

第一〇章 公共図書館とマーケティング
 1 はじめに
 2 浦安市立図書館について
 3 マーケティング・リサーチ
 4 マーケティング・ミックス



第一一章 全域奉仕をめざしてきた一〇年
 1 浦安市はどういうまちか
 2 専門職館長を迎えて
 3 全域奉仕をめざして
 4 施設のあらまし
 5 どのように利用されているか
 6 今かかえている課題
 7 将来計画

あとがき
索引
初出一覧

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