ポピュラー音楽は誰が作るのか

音楽産業の政治学

ポピュラー音楽は誰が作るのか

流行歌はどう作られ消費されてきたのか? 大正時代からメディアの変革に揺れる現在まで音楽産業構造の変遷を追い、今後を展望する。

著者 生明 俊雄
ジャンル 社会・女性
出版年月 2004年8月
ISBN 978-4-326-65295-2
判型・ページ数 4-6・276ページ
定価 3,740円(税込)
在庫 品切れ・重版未定

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レコードというメディアが日本に持ちこまれ、レコード会社が音楽製作を一手に握っていた時代から、ネット上で音楽が生産・コピーされ流通する現在まで、音楽生産者と消費者の関係、音楽文化の変遷を歴史的にたどり、音楽製作産業の今後を展望する。文化産業論の論点を実証的に論じるテキスト。

序 章
 第1節 SMAPファンの不満
 第2節 六〇年代の出来事
 第3節 人間集団としてのレコード産業
 第4節 本書の構成

第1章 音楽産業研究の系譜
 第1節 これまでの音楽産業研究
 第2節 音楽産業研究四つのモデル
 第3節 分析フレームとしての「伝達・共同作業モデル」と「媒介モデル」
 第4節 キーワードの真意──理解への補助線として

第2章 レコード産業への音楽制作機能の集約
 第1節 大正時代──黎明期の流行歌の生産者
 第2節 昭和初期──音楽制作機能のレコード産業への集約とその過程
 第3節 理論との照合

第3章 分散する音楽制作機能
 第1節 六〇年代の出来事──分散の発生
 第2節 七〇~九〇年代──音楽制作機能の分散の拡大
 第3節 理論との照合

終 章 アーティストと仲介者の新たな出会い──音楽産業構造の変化がもたらすもの
 第1節 姿を消しはじめた仲介者たち
 第2節 変化する分業のあり方
 第3節 新しい動きが意味するもの
 第4節 おわりに

あとがき
参考文献
索引

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