ホーム > 変わる家族 変わる食卓

変わる家族 変わる食卓

真実に破壊されるマーケティング常識

変わる家族 変わる食卓
著者、編者、訳者など 岩村暢子
ジャンル 社会・女性
ISBN 978-4-326-65278-5
出版年月 2003年4月
判型・ページ数 四六判・260ページ
定価 本体1,800円+税
在庫 在庫あり
 

内容説明

超定性調査手法〈食DRIVE〉は1998年の開始以降、5年間に111世帯、2331食卓、4000枚以上の写真データを集積し、この種の食卓実態調査として他に類を見ないものとなっている。これまでのマーケティングや、調査手法では決して把握することのできなかった、現代家族の食卓の真相を初めて明らかにするこの分析は、すでに食品メーカーを中心とした産業界で大きな注目を集めているものである。本書は、想像を越えた家庭の食の激変ぶりから、現代における家族の変容を考察する、食を「映し鏡」とした家族研究の書となっている。

このページのトップへ

目次

まえがき

序論 〈食DRIVE〉とは

第一章 食を軽視する時代
 1 OL感覚で切り詰める
 2 余った時間、できる範囲の食事作り
 3 勝手にさせる見てない食事
 4 食べることより遊びたい

第二章 「私」指向の主婦たち
 1 作るかどうかは私の気分
 2 私の充実感とやりたい料理
 3 「手作りする私」指向
 4 「私流」アレンジへのこだわり
 5 こんなことは無理、できない
 6 お料理させられないで育ちました
 7 食べ手の心を汲まない作り手発想
 8 処理する感覚、ゼロリセットの喜び
 9 言われなければ「良し」とする

第三章 子どもで揺れる食卓
 1 出産を契機に料理から降りる
 2 「食べさせる」より大事なこと
 3 食べてくれないと困るから
 4 子どもの要求は聞き入れる
 5 子どもにバレなければ
 6 子どもは一人前扱い
 7 子どもを躾けない母
 8 お手伝いと体験教育
 9 「お弁当」に見る特別な価値観
 10 子ども合わせの暮らし

第四章 個化する家族たち
 1 個の尊重と葛藤回避
 2 盛り上がりと家族の一体感
 3 ハレの日はみんなゲスト
 4 子ども化する親たち
 5 コンビニで単身気分
 6 いつまでも「してもらえる」子どもでいたい
 7 ママ友ランチの喜び
 8 尋ね合わない家族たち

第五章 外向きアンテナの家族と食
 1 「あるべき姿」の喪失
 2 本物より「~感」「~っぽさ」
 3 無理しないマイモラル家族
 4 指針なきルール指向
 5 書いてあることは絶対
 6 ソーシャルスタンダードに合わせたい
 7 自己愛型情報収集とBSE問題

第六章 現代「食」志向の真相
 1 作るより買い物に賭ける
 2 いま時グルメの真相
 3 記号化する食へ
 4 気休め・アリバイ健康志向
 5 ストレスに弱い家族

第七章 言ってることとやってることは別
 1 言ってることとやってることは別
 2 正解主義と「ま、いいか」
 3 無駄なことはしない効率主義
 4 最悪想定、次悪の選択
 5 自分ペースの「単一プログラム指向」

付論 家庭科で習った通り

あとがき

このページのトップへ