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お笑いジェンダー論

お笑いジェンダー論

身近な例から性別による抑圧や問題性をつき、売買春、子育て、主婦優遇策などの難問をわかりやすくときほぐす。

著者、編者、訳者など 瀬地山 角
ジャンル 社会・女性
ISBN 978-4-326-65262-4
出版年月 2001年12月
判型・ページ数 四六判・288ページ
定価 本体1,800円+税
在庫 在庫あり
 

内容説明

「よりよい性の商品化を」「フェミニズムは女のものか」など、挑発的・根源的な発言で注目されている著者が、ジェンダー、セクシュアリティ、男性差別、子育て、主婦優遇政策について、楽しくわかりやすく縦横無尽に語りおろす。チビとダイエット、バストとハゲ、男女のおごりの力学、不倫・性道徳……身近なはっとする例をひいて性別による抑圧や問題性を突く。とくに、性の商品化については、この難問をタブー視せずに自由に議論しようと提唱。ポルノ、売買春、性労働、性犯罪にかかわる課題を一つ一つ明らかにしていく。単に禁止したり規制するだけでなく、多様な性の規範の共有を許すルールづくりを提言。

この本は着目されやすい女性差別だけではなく、男性差別についても触れられていて、とても興味深かったです。面白く、分かりやすい例やお話もたくさん書かれていて、読んでいてすごく楽しかったです。(女性 21才 大学生)

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目次

はしがき

Ⅰ お笑いジェンダー論

 1 ジェンダーとは――「男はこうだ、女はこうだ」
 2 主婦はいつ生まれたのか
 3 家事の男女比較と日本の地域差
 4 ひどい「男性差別」――男女共同参画社会は男にとっても楽な社会だ
 5 主婦という制度は曲がり角――配偶者控除は必要か

Ⅱ ジェンダー随笑録

 1 メッセージ 男から
 2 世間のからくり
 3 子育ては愉快だ
 4 男女共同参画社会時代のフェミニズム

Ⅲ セックスワーク論――売春は禁止できない

 1 何を何のために論じるのか
 2 非公然性の原則
 3 性=人格
 4 性差別批判
 5 資本主義批判
 6 近代社会の構造として
 7 現場の問題・性犯罪
 8 道徳主義的アプローチをこえて
 9 自己決定を妨げるもの――強制と抵抗
 10 自己決定が成立する条件
 11 性の意味づけの変化
 12 性的弱者
 13 自己決定にもとづく棲み分け――性規範による規制から手続きへ
 14 われわれにできること

Ⅳ 主婦保護撤廃論

脱・専業主婦時代の家族政策――家族の戦後体制を越えて

はじめに――新しい政策のセットへ

 1 家族の戦後体制と専業主婦保護
 2 専業主婦の階層的位置
 3 保護撤廃の方向性
 4 高齢社会と新たなライフスタイル

主婦の階層的位置

 1 比較における主婦の位置
 2 日本における主婦の位置
 3 主婦の保護をはずす方向へ

あとがき
文 献
初出一覧

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