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ミャンマーの実像

日本大使が見た親日国

ミャンマーの実像
著者、編者、訳者など 山口 洋一
ジャンル 政治
ISBN 978-4-326-65223-5
出版年月 1999年8月
判型・ページ数 374ページ
定価 本体3,000円+税
在庫 在庫あり
 

内容説明

かつて「ビルマ」の名前で日本人にも親しまれたこの国は、1988年に軍事政潅が成立し、国名を本来の「ミャンマー」に戻した。以来、安定的な政治制度の確立と経済近代化をめざして、近代国家へ躍進しようとしている。本書は、元日本大使がこの国の真の姿は何か、将来の展望はどうなのかを公平無私な立場から、率直に伝える現地レポートである。政府と反政府運動という二極対立のみが強く報道されている傾向をただし、あるがままの現況を詳しく述べる。背景にある国民性や社会の特質、日本との関係を探り、映画『血の絆』のエピソード、固有のことわざも紹介する。

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目次

マスコミの報道に異議あり

外交の最前線に携わってきた著者がミャンマー情勢の偽らざる現実をなまなましく紹介し、その背景となっているこの国の社会と文化を解明する。

……マスコミは 「軍政対スー・チー女史」 即 「悪玉対善玉」
という対立図式を硬直的、教条主義的に適用し、およそ軍政のすること、なすことは、すべからく悪と断罪してきたのである。/しかし、当のミャンマー人一般はけっして事態を誤解し、欧米、日本のマスコミが描き出す虚像を鵜呑みにしていない。彼らは軍政が達成してきた成果を肌で感じ取り、正当な評価をもって、これを受け止めている。 〈まえがき〉より


【 目 次 】
1 ミャンマー情勢の虚像と実像
2 日本とミャンマー
3 ミャンマーの人たちとその生活
4 パンガの恋の物語 ― 映画 「血の絆」そもそものなれそめ
5 諺が語るミャンマー
エピローグ

著者略歴
1937年 生まれ 本籍佐賀県
1960年 東京大学教養学部卒業
1960年 外務省入省。本省では経済局、アジア局、調査部、情報文化局勤務。
海外ではフランス、南ベトナム、イタリア、インドネシア各大使館勤務を経て
1981年  ユネスコ常駐代表、駐マダガスカル特命全権大使、駐トルコ特命全権
 大使、駐ミャンマー特命全権大使などを歴任
1998年 外務省退官
現 在 株式会社ジャパン・アイディー常務取締役
主 著 『マダガスカル―アフリカに一番近いアジアの国』(1991年)
『トルコが見えてくる』(1995年、ともにサイマル出版会)

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