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勁草書房創立70周年記念企画 「著者が選ぶ 勁草書房のこの3冊」 公開のお知らせ
2019.04.12
近代家族とフェミニズム (旧版)
“私は「解放」を謳わない”――日常生活の中でフェミニズムを生きる著者が、しなやかに感じ、するどく迫る〈近代家族〉の核心。女性学、家族史、家族社会学等からの視角。
はしがき
I 近代家族の誕生と終焉
1 〈近代家族〉の誕生と終焉――歴史社会学の眼
1 〈外〉の家族
2 歴史社会学の眼
3 〈近代家族〉の誕生と終焉
2 出産の社会史における二つの近代
1 「出産」研究の萌芽と現代社会
2 歴史人口学から見た二つの近代
3 出産をめぐる心性と社会関係
4 二つの近代の社会学的意味
5 近代化過程における家族変動論へ
3 江戸時代の出産革命――日本版『性の歴史』のために
1 日本版『性の歴史』のために
2 江戸時代の出産革命
3 留意すべきこと
4 近代家族における子どもの位置――妊娠・出産の意味を考える
1 子どもの位置は変わりつつあるか
2 近代家族における子どもの位置
3 日本の場合
4 現代家族における子どもの位置
5 現代家族の育児ネットワーク
1 調査研究のあらまし
2 育児援助の諸相
3 育児の困難と要望
4 地域の育児ネットワーク
5 結論
6 家族社会学のパラダイム転換
1 パラダイムとマンタリテ
2 家族社会学史のパラダイム
3 集団論的パラダイムの背後仮説
4 集団論的パラダイムの危機
5 解釈学的アプローチの可能性
補1 出産の歴史社会学
II フェミニズムの歴史社会学
7 フェミニズム理論における家内性と近代
1 問題の構図
2 マルクス主義フェミニズム
3 女性人類学
4 女性の社会史
5 家内性と近代
8 フェミニズムの諸潮流
1 フェミニズムの百花撩乱
2 フェミニズムという言葉
3 フェミニズムの二つの波
4 フェミニズムの諸潮流
9 近代とフェミニズム――歴史社会学的考察
1 なぜ「近代」か?
2 「近代」をめぐる思想史
3 「母性主義」とは何か
4 フェミニズムの歴史社会学
10 中国女性は家に帰るか――現代化路線と「婦女回家」論争のゆくえ
1 開放政策による女性の変化
2 「婦女回家」論争の沸騰
3 賛成論は少数派、反対論が多数派だった
4 論争の政治的背景とそのゆくえ
5 大躍進による家事・育児の社会化は短命に終わった
6 中国の男性はよく家事をする
7 「子連れ勤務」にはおおらかだった
8 中国女性は解放されているか
9 「性差」をつきつめた思想的経験の希薄さ
補1 女と家族と現代哲学
補2 女性学のセカンドステージ
補3 なしくずしの「解放」論
補4 ファシズムとポスト・モダン――書評 山下悦子著『高群逸枝論』
III 現代を読む
1 新人類女性はアグネスをめざすか
2 アグネス論争のもどかしさ
3 普通の家族も静かに変わる
4 松田聖子の妊娠・出産報道
5 家族は子どもを育てられるか
6 どうせするなら「明るい同居」
7 新人類の保守性とは
8 わたしの中国体験
9 現代化中国の女性と家族
10 ジャパゆきさんの選択
11 お産と社会学とわたし
あとがき
参照文献
初出一覧
I 近代家族の誕生と終焉
1 〈近代家族〉の誕生と終焉――歴史社会学の眼
1 〈外〉の家族
2 歴史社会学の眼
3 〈近代家族〉の誕生と終焉
2 出産の社会史における二つの近代
1 「出産」研究の萌芽と現代社会
2 歴史人口学から見た二つの近代
3 出産をめぐる心性と社会関係
4 二つの近代の社会学的意味
5 近代化過程における家族変動論へ
3 江戸時代の出産革命――日本版『性の歴史』のために
1 日本版『性の歴史』のために
2 江戸時代の出産革命
3 留意すべきこと
4 近代家族における子どもの位置――妊娠・出産の意味を考える
1 子どもの位置は変わりつつあるか
2 近代家族における子どもの位置
3 日本の場合
4 現代家族における子どもの位置
5 現代家族の育児ネットワーク
1 調査研究のあらまし
2 育児援助の諸相
3 育児の困難と要望
4 地域の育児ネットワーク
5 結論
6 家族社会学のパラダイム転換
1 パラダイムとマンタリテ
2 家族社会学史のパラダイム
3 集団論的パラダイムの背後仮説
4 集団論的パラダイムの危機
5 解釈学的アプローチの可能性
補1 出産の歴史社会学
II フェミニズムの歴史社会学
7 フェミニズム理論における家内性と近代
1 問題の構図
2 マルクス主義フェミニズム
3 女性人類学
4 女性の社会史
5 家内性と近代
8 フェミニズムの諸潮流
1 フェミニズムの百花撩乱
2 フェミニズムという言葉
3 フェミニズムの二つの波
4 フェミニズムの諸潮流
9 近代とフェミニズム――歴史社会学的考察
1 なぜ「近代」か?
2 「近代」をめぐる思想史
3 「母性主義」とは何か
4 フェミニズムの歴史社会学
10 中国女性は家に帰るか――現代化路線と「婦女回家」論争のゆくえ
1 開放政策による女性の変化
2 「婦女回家」論争の沸騰
3 賛成論は少数派、反対論が多数派だった
4 論争の政治的背景とそのゆくえ
5 大躍進による家事・育児の社会化は短命に終わった
6 中国の男性はよく家事をする
7 「子連れ勤務」にはおおらかだった
8 中国女性は解放されているか
9 「性差」をつきつめた思想的経験の希薄さ
補1 女と家族と現代哲学
補2 女性学のセカンドステージ
補3 なしくずしの「解放」論
補4 ファシズムとポスト・モダン――書評 山下悦子著『高群逸枝論』
III 現代を読む
1 新人類女性はアグネスをめざすか
2 アグネス論争のもどかしさ
3 普通の家族も静かに変わる
4 松田聖子の妊娠・出産報道
5 家族は子どもを育てられるか
6 どうせするなら「明るい同居」
7 新人類の保守性とは
8 わたしの中国体験
9 現代化中国の女性と家族
10 ジャパゆきさんの選択
11 お産と社会学とわたし
あとがき
参照文献
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定価 3,850円(税込)
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