都市の空間 都市の身体
著者 | 吉見 俊哉 編 |
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ジャンル | 社会・女性 |
シリーズ | シリーズ社会・女性 > 21世紀の都市社会学 |
出版年月 | 1996年5月 |
ISBN | 978-4-326-64850-4 |
判型・ページ数 | A5・282ページ |
定価 | 3,960円(税込) |
在庫 | 在庫あり |
都市をめぐる知的潮流を背景としつつ、<空間>と<身体>をキーワードに、近代日本の都市空間に生きる人びとについての新しい認識のパースペクティヴを開拓する。
序 都市の空間 都市の身体
第一章 空間・近代・都市――日本における<近代空間>の誕生[若林幹夫]
一 問題――都市空間と社会
二 江戸/東京
三 空間の近代化
四 トポスとしての近代
第二章 文明/野蛮/暗黒[成田龍一]
はじめに
一 野蛮の諸相/暗黒の光景
二 暗黒の「変容」
おわりに
第三章 群衆の居場所――近代都市空間の形成と民衆の「都市の体験」[中筋直哉]
一 社会学的問題の所在――「群衆の居場所」の分析へ
二 「群衆の居場所」の形成史――明治・大正の都市東京を事例に
三 「都市民衆騒擾」の社会学――「群衆の体験」の社会学的吟味に向けて
第四章 大衆文化(マス・カルチャー)/下位文化(サブカルチャーズ)/民衆文化(ポピュラー・カルチャー)――戦間期の日本の都市部における近代生活(モダン・ライフ)[ジェフリー・E・ヘインズ/遠藤知巳訳]
一 序論
二 アメリカ、そして日本における「アメリカニズム」の誕生
三 大阪イズムとしての「アメリカニズム」
四 近代的生活としての「モダン・ライフ」
五 民衆文化としての大衆文化
六 結語
第五章 近代空間としての百貨店[吉見俊哉]
一 博覧会と百貨店のあいだ
二 案内化する街頭の音楽
三 女性店員とジェンダーの政治
四 大衆化するデパートの顧客
五 デパート文化研究の展開と課題
第六章 大衆演劇の輪郭[鵜飼正樹]
一 大衆演劇の現在
二 「大衆演劇」の原像
三 寄席芝居と大衆演劇
四 戦後の大衆演劇
五 大衆演劇という呼称をめぐって
六 大衆演劇の再評価とテレビ
第七章 外部の隠蔽――寄せ場・山谷 一九四五~一九七五[西澤晃彦]
一 イデオロギー
二 上野公園から山谷へ
三 家族への介入
四 都市下層の隠蔽
第八章 広告化する都市空間の現在――西武流通(セゾン)グループの軌跡を事例として[難波功士]
一 はじめに
二 PARCOという催事(イベント)
三 SEIBUという展示場(ディスプレイ)
四 SAISONという生活様式(ウェイ・オブ・ライフ)
五 おわりに
著者紹介
第一章 空間・近代・都市――日本における<近代空間>の誕生[若林幹夫]
一 問題――都市空間と社会
二 江戸/東京
三 空間の近代化
四 トポスとしての近代
第二章 文明/野蛮/暗黒[成田龍一]
はじめに
一 野蛮の諸相/暗黒の光景
二 暗黒の「変容」
おわりに
第三章 群衆の居場所――近代都市空間の形成と民衆の「都市の体験」[中筋直哉]
一 社会学的問題の所在――「群衆の居場所」の分析へ
二 「群衆の居場所」の形成史――明治・大正の都市東京を事例に
三 「都市民衆騒擾」の社会学――「群衆の体験」の社会学的吟味に向けて
第四章 大衆文化(マス・カルチャー)/下位文化(サブカルチャーズ)/民衆文化(ポピュラー・カルチャー)――戦間期の日本の都市部における近代生活(モダン・ライフ)[ジェフリー・E・ヘインズ/遠藤知巳訳]
一 序論
二 アメリカ、そして日本における「アメリカニズム」の誕生
三 大阪イズムとしての「アメリカニズム」
四 近代的生活としての「モダン・ライフ」
五 民衆文化としての大衆文化
六 結語
第五章 近代空間としての百貨店[吉見俊哉]
一 博覧会と百貨店のあいだ
二 案内化する街頭の音楽
三 女性店員とジェンダーの政治
四 大衆化するデパートの顧客
五 デパート文化研究の展開と課題
第六章 大衆演劇の輪郭[鵜飼正樹]
一 大衆演劇の現在
二 「大衆演劇」の原像
三 寄席芝居と大衆演劇
四 戦後の大衆演劇
五 大衆演劇という呼称をめぐって
六 大衆演劇の再評価とテレビ
第七章 外部の隠蔽――寄せ場・山谷 一九四五~一九七五[西澤晃彦]
一 イデオロギー
二 上野公園から山谷へ
三 家族への介入
四 都市下層の隠蔽
第八章 広告化する都市空間の現在――西武流通(セゾン)グループの軌跡を事例として[難波功士]
一 はじめに
二 PARCOという催事(イベント)
三 SEIBUという展示場(ディスプレイ)
四 SAISONという生活様式(ウェイ・オブ・ライフ)
五 おわりに
著者紹介