贈与論 新装版

贈与論 新装版

レヴィ=ストロースやバタイユをはじめ多くの思想家に影響を与えたモース代表作。知的刺激を誘う文化人類学の古典を装い新たに復刊。

著者 M.モース
有地亨
ジャンル 社会・女性
出版年月 2008年6月
ISBN 978-4-326-60212-4
判型・ページ数 A5・336ページ
定価 4,180円(税込)
在庫 在庫あり

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ポトラッチ、クラなどの交換体系の分析を通じて、原始社会の贈与の慣行を詳しく考察し、贈与が経済的な領域を超えた重要な原則として機能していることを明らかにする。宗教・法・道徳・経済の諸領域に還元できない「全体的社会的事実」の概念を打ち出した本書でのモースの試みは、世紀を超えた今でも色褪せることなく輝き続けている。

第1版 1962年6月

序 論 贈与、とくに贈物の返礼をなすべき義務

第一章 義務的贈答制と返礼の義務(ポリネシア)
 I 全体的給付 父方の財産と母方の財産(サモア島)
 II 贈られた物の霊(マオリ族)
 III 提供の義務と受容の義務
 IV 人にたいする贈与と神にたいする贈与
 V 覚え書 喜捨

第二章 この組織の発展 気前のよさ・名誉・貨幣
 I 惜しみなく与える規則(アンダマン諸島)
 II 贈物の交換の原則、契機および強度(メラネシア)
 III 名誉と信用(北西部アメリカ)
 IV 提供・受容・返礼の三つの義務
 V 交換の対象物にひそむ力
 VI 名誉の貨幣
 VII 最初の結論

第三章 古代の法および経済におけるこの原則の痕跡
 I 人の法と物の法(原古ローマ法)
 II 他のインド・ヨーロッパ系諸法
 III 古典ヒンズー法 贈与の理論
 IV ゲルマン法 担保と贈与
 V ケルト法
 VI 中国法

第四章 結論
 I 道徳上の結論
 II 政治学上および経済学上の結論
 III 社会学上および倫理学上の結論

訳注
解説
あとがき
著作目録

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