社会を〈モデル〉でみる

数理社会学への招待

社会を〈モデル〉でみる

たくさんの謎や驚きに満ちた〈社会〉を手でさわり、そのふしぎを体感するために。ニュータイプの社会学入門。

著者 数理社会学会 監修
土場学 編集
小林 盾 編集
佐藤 嘉倫 編集
数土 直紀 編集
三隅一人 編集
渡辺勉 編集
ジャンル 社会・女性
出版年月 2004年3月
ISBN 978-4-326-60165-3
判型・ページ数 A5・256ページ
定価 3,080円(税込)
在庫 在庫あり

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『社会の見方・測り方──計量社会学への招待』とあわせ、数理社会学の世界を紹介する初の入門書。人はなぜ他人を信頼するのか。子どもはどうして増えないのか。高齢化が進むのはなぜか。たくさんのなぜを〈モデル〉化して社会の手ざわり・肌ざわりを体感しよう。“新”社会学のススメ。

刊行の辞
はじめに

社会を〈モデル〉でみるために:本書のガイダンスと構成

I ミクロ社会を〈モデル〉でみる

1 なぜ禁煙に失敗するのか
2 なぜ競馬にハマルのか
3 なぜソンをする「くじ」を選んでしまうのか
4 なぜ中古品でトクをすることは難しいのか
5 なぜ身の回りの観察はあてにならないのか
6 なぜ自殺するのか
7 なぜ他人を信頼するのか
8 なぜ協力したほうがトクなのに裏切るのか
9 なぜ裏切ったほうがトクなのに協力するのか
10 なぜ好きなのにケンカするのか
11 なぜ「両手に花」なのにうれしくないのか
12 なぜコミュニケーションは人間関係を円滑にするのか

II メゾ社会を〈モデル〉でみる

13 なぜ結婚するのか
14 なぜ兄と妹は結婚できないのか
15 なぜ子どもが増えないのか
16 なぜ家族は弱体化したのか
17 なぜサッカーはブームになったのか
18 なぜ宣伝しなくても流行がおこるのか
19 なぜ「ちょっとした心がけ」は広がらないのか
20 なぜカルト教団は極端な行動に走るのか
21 なぜ民主主義的組織にも序列ができるのか
22 なぜ仲間グループなのに権力者ができるのか
23 なぜ社会は広いのに「世間は狭い」のか
24 なぜ広く浅いつきあいのほうが転職に有利なのか
25 なぜ街にごみが散乱してしまうのか
26 なぜ罰金がなくてもごみをもち帰るようになるのか
27 なぜ住民は自発的に街並み協定をつくるのか
28 なぜマイノリティは差別されるのか
29 なぜ差別しなくても外国人居住区ができるのか
30 なぜコミュニティが形成されるのか

III マクロ社会を〈モデル〉でみる

31 なぜ金持ちも貧乏も「自分は中流」と思うのか
32 なぜ恵まれているのに不満を感じるのか
33 なぜ経済が発展しても幸せになれないのか
34 なぜ複数回受験しても公正にならないのか
35 なぜ有名大学というだけで就職に強いのか
36 なぜ進学率が上がっても平等化しないのか
37 なぜ高齢化は進むのか
38 なぜ公共の福祉と個人の自由は対立するのか
39 なぜ政治的に対立するのに各党の政策は似てくるのか
40 なぜ少数政党でも大きな発言力をもてるのか
41 なぜ有力な候補者なのに落選してしまうのか
42 なぜ京都会議は混乱したのか
43 なぜ外交交渉で「はったり」がまかり通るのか
44 なぜインドとパキスタンは核武装をするのか

人物と文献:数理社会学の歴史と展開

さらなる学習のために:数理社会学の現在と展望

おわりに
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