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笑いのコスモロジー [神奈川大学人文学研究叢書]

笑いのコスモロジー
著者、編者、訳者など 神奈川大学人文学研究所
ジャンル 歴史・地理
ISBN 978-4-326-60125-7
出版年月 1999年3月
判型・ページ数 A5判・284ページ
定価 本体3,800円+税
在庫 在庫あり
 

内容説明

笑いは文化であると同時に生理に根ざす個人の経験であり、文化に規定されると共に文化を打ち据える大いなる力でもあって、口承文芸やエロティックな存在たる作家において最も強く輝きを発している。しかも、笑いの文化は不動の伝統ではなく、このニつの力のせめぎ合いの中で変化して止まない。また、笑いは声として言語に親和的だが、その記号性を否定して意味を解体し、言語による秩序である世界を更新する。本書は、言語、文化、個人、身体を貫く最も人間的なるものとして笑いを再度捉え直し、笑い論に新たな展望を切り開く意欲的な試みである。

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目次

まえがき

第一部 笑いの現象学と論理学

笑い殺す神の論理――笑いの「反記号」論[小馬徹]

現代日本の笑いの状況[寺澤正晴]

漫画の魅力――〈笑い〉の構造分析[古岩井嘉蓉子]

笑いの預言者、ツァラトゥストラ――ニーチェの笑いの構造[湯田豊]

第二部 民衆の笑いと文学の笑い

子どもと歌――伝承童謡、詩、替え歌[百々佑利子]

支考の滑稽観[復本一郎]

マーク・トウェインの笑い[金谷良夫]

ロシアの笑い――ユロージブイからチェーホフへ[中本信幸]

モリエールの笑い――フランス古典喜劇の現代性[倉田清]

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