自白の分析と評価
自白調書の信用性の研究
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多くの冤罪を生んでいる自白の偏重。刑事裁判に携わる一人の裁判官が、事実認定の困難さに直面し、その無謬性を確ならしめるために、多年の経験の一般法則化を指向した。
(1988年12月25日 第1版第1刷発行)
【目 次】
第1篇 自白の信用性をめぐる諸問題
―序にかえて―
第2篇 自白調書の効用と限界
第1章 問題の所在
第2章 供述調書の作成方法と記載形式の特色
第3章 供述録取書面の様式の沿革
第4章 現行法に受け継がれた問題点
第3篇 取調べに関する事実認定と自白の任意性
―無罪事例などの検討を通じて―
第1章 はじめに
第2章 任意性の認定に使用される証拠
第3章 被告人側の主張の評価について
第4章 取調べの状況に関する事実認定
第5章 検察官に対する自白の任意性
第6章 総括的な感想
第4篇 いわゆる「秘密の暴露」について
―自白の信用性の評価に関する一考察―
第1章 はじめに
第2章 秘密の暴露の概念について
第3章 供述内容の秘密性
第4章 秘密の暴露が肯定された事例
第5章 秘密の暴露が否定された事例
第6章 総括的な検討
第5篇 自白調書の事実性の分析
―無罪事例の検討から―
第1章 はじめに
第2章 供述内容が変遷している自白調書
第3章 供述内容が客観的事実と符合しない自白調書
第4章 供述内容が不自然・不合理な自白調書
第5章 虚偽の自白をした特殊な事情
第6章 総括的な検討
第6篇 自白と補強を要する範囲に関する覚書
―被告人と犯罪事実との結び付きについて―
第1章 はじめに
第2章 補強の範囲に関する従来の見解
第3章 相対説の判例の展開
第4章 相対説の評価―むすび
裁判例索引
あとがき
第1篇 自白の信用性をめぐる諸問題
―序にかえて―
第2篇 自白調書の効用と限界
第1章 問題の所在
第2章 供述調書の作成方法と記載形式の特色
第3章 供述録取書面の様式の沿革
第4章 現行法に受け継がれた問題点
第3篇 取調べに関する事実認定と自白の任意性
―無罪事例などの検討を通じて―
第1章 はじめに
第2章 任意性の認定に使用される証拠
第3章 被告人側の主張の評価について
第4章 取調べの状況に関する事実認定
第5章 検察官に対する自白の任意性
第6章 総括的な感想
第4篇 いわゆる「秘密の暴露」について
―自白の信用性の評価に関する一考察―
第1章 はじめに
第2章 秘密の暴露の概念について
第3章 供述内容の秘密性
第4章 秘密の暴露が肯定された事例
第5章 秘密の暴露が否定された事例
第6章 総括的な検討
第5篇 自白調書の事実性の分析
―無罪事例の検討から―
第1章 はじめに
第2章 供述内容が変遷している自白調書
第3章 供述内容が客観的事実と符合しない自白調書
第4章 供述内容が不自然・不合理な自白調書
第5章 虚偽の自白をした特殊な事情
第6章 総括的な検討
第6篇 自白と補強を要する範囲に関する覚書
―被告人と犯罪事実との結び付きについて―
第1章 はじめに
第2章 補強の範囲に関する従来の見解
第3章 相対説の判例の展開
第4章 相対説の評価―むすび
裁判例索引
あとがき