誕生から死まで

カナダと日本の生活文化比較

誕生から死まで
著者 関口 礼子
ジャンル 社会・女性
シリーズ オンデマンド書籍
出版年月 2002年7月
ISBN 978-4-326-98020-8
判型・ページ数 318ページ
定価 4,070円(税込)
在庫 オンデマンド制作

この本への感想・お問い合わせ

この書籍はオンデマンド版になります。オンデマンド本は通常の書籍とは異なりますので、初めての方はこちらをご覧下さい。

カナダと日本の生活文化比較 出生、保育、小学校から大学までの教育、就職(男女の雇用条件)、避妊・中絶、結婚・離婚事情、母性保護、住宅、人種問題、高齢期(年金)、死…激しく変わる社会にどう対応すべきか。カナダでの生活経験をふまえ、その模索を紹介して、女性を主に共通の問題を抱える日本を問い直す。(1991年1月25日 第1版第1刷発行)

誕生
 すとんと胸の上に──母子対面
 麻酔分娩
 ベビーシャワー──誕生への準備
 男の子の姿の人形──性別役割にはめ込まない配慮
 新しい男女の役割に合せて絵本が改訂された
 女性の体の女性の手による管理
 栄養士と保健婦の活躍
 生まれる前に万全を

0歳からの育児
 育児開始
 育児法は親の選択──母乳かミルクか
 病院はトロントの縮図だった
 ゆとりある育児の指導──おむつの例
 うつぶせ寝
 家庭医の役割と赤ちゃんへの処方箋
 生活空間から来る国民性の差

保育所とベビーシッター
 混合保育で子は学ぶ
 親が子に向き合える保育
 保育者としての専門性
 保育制度
 保育ママ
 非組織的な幼児教育
 「男の子だからまあいいでしょう」はない
 旅行先でのベビーシッターすぐOK!
 日本の保育施設は閑古鳥か

小学校
 特別指導
 効果を上げている語学教授法──フレンチイマージョン
 教師・学校の自由度と責任が大きい
 人種の差を作らない教育
 男女の能力の開発を妨げない教科書
 教師は注意を要する

ティーンエージャーの生活
 落第は日常茶飯事
 公立高校への入学
 「水準」別の授業と自分に合ったプログラム
 労働はハイスクールの単位になる
 ティーンエージャーの交友
 妊娠してしまったら
 赤ちゃんを産むと決めた生徒のために
 学業は続けるんですよ
 エイズ騒ぎと性教育

大学生の年代
 大学への選抜
 大学一年とオルターナティブスクール
 交友
 親元を離れての生活
 コミュニティでの生活
 
就職・昇格
 家族関係を聞いてはいけない
 性差別・年齢差別・人種差別
 職務内容まで採用時に契約
 政策決定に参加できる地位に女性を
 ポジション決定と自己主張
 カナダの管理者は若い
 不利な扱いを受けたら抗議
 女性登用の政策
 カナダでも女性は低賃金の職種に集中
 女性に関するアファーマティブアクションプログラム
 
避妊・中絶
 ピルの結果
 避妊知識は必要事
 避妊・中絶・分娩の選択
 中絶
 中絶をめぐる論争
 避妊知識の普及
 養子に出す
 避妊は男の責任でもある

結婚
 結婚前の同棲
 ある結婚式
 結婚は経済的社会的に平等なパートナーシップ
 夫婦は別の姓を名のれる
 名前はアイデンティティのシンボルである
 名前の問題は結婚生活への姿勢の象徴

主婦の生活と家事労働
 結婚に求めるのは人生を共にするパートナー
 社交生活の単位はカップル
 いろいろな生活がある
 主婦業は楽か?
 家事労働はGNPの40%にも相当する
 家事労働の評価をどう具体化するか

母性保護
 産休
 育児休業
 扶養手当
 福祉は企業の責任ではない
 「母性」保護は厳密に

住宅
 豊かな国の貧しい人々──カナダ人の日本評
 住宅費の割合
 住居はライフスタイルの象徴である
 
先住民と移民の女性
 あるインディアンの学生
 リザーブで育つ
 学校では落第を繰り返す
 クリー族のために
 二人の日系人
 あるインド系夫妻
 新しい文化への適応と故国の生活習慣
 多文化主義

離婚
 離婚の苦悩
 第一の結婚と破綻
 第二の結婚
 第一の離婚
 第二の結婚の破綻
 今の婚約者との出会い
 二度目の離婚の手続き
 人生に影響を与えたもの
 「その後二人は末長く幸せに暮らしました」は幻想である
 離婚についての考え方

単親生活と再婚
 母と子の生活と父親
 片親家庭はいがみ合った両親のいる家庭よりよい
 単親家庭への助言
 家族のイメージは変わった
 単親家庭はやはり貧しい
 単親家族の自助組織
 再婚

中年後期
 病的症状に悩まされる
 中年後期女性の三つのタイプ
 夫が退職したら
 女性の退職は楽であろうか
 夫を失った主婦

余暇
 女性だけのクラブ
 中年の大学入学
 世代の異なる人々の間の平等
 女性学の盛況
 さかんなボランティア活動
 ボランティア活動の組織

高齢期の世界
 高齢期は女性のみの世界
 引退後の生活
 老人はどこに住んでいるのか
 年金制度


 友達や肉親の死
 病院のベッド数
 高齢化社会での老人対策の転換──自立への積極的援助
 葬儀
 死んでも生きている人のために

引用文献一覧

関連書籍

ご注文

4,070円(税込)

ネット書店で購入する

  • 楽天ブックス
  • Amazon
  • 紀伊國屋書店
  • honto
  • ヨドバシ.com
  • bookfanプレミアム
  • セブンネットショッピング
  • Honya Club.com
  • e-hon 全国書店ネットワーク
  • HMV&BOOKS online
  • TSUTAYA online

シェアする

このエントリーをはてなブックマークに追加