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地方自治と図書館 新刊

「知の地域づくり」を地方再生の切り札に

地方自治と図書館

地域の情報拠点・住民の自立支援の拠点として図書館が見直されている。地方自治、地域づくりの観点から公共図書館の課題を検討する。

著者、編者、訳者など 片山 善博
糸賀 雅児
ジャンル 総記・図書館
ISBN 978-4-326-05017-8
出版年月 2017年1月
判型・ページ数 四六判・272ページ
定価 本体2,300円+税
在庫 在庫あり
 

内容説明

地方自治において図書館は重要な拠点となりうる。地方自治体の運営を改善することにより、いかに図書館行政を変革できるのか。以前、鳥取県知事、総務大臣として積極的な図書館政策を進めた片山と、図書館政策論を専門とし、全国各地の図書館の実際を知る糸賀による、「地方自治論」と「図書館論」の画期的なコラボレーション!

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目次

まえがき[片山善博]

第Ⅰ部 図書館は民主主義の砦

第一章 知的立国の基盤としての図書館[片山善博]
 1 知的立国とは
 2 知的立国を支える国民、それを育てる図書館
 3 図書館によるビジネス支援
 4 図書館による支援対象の拡大
 5 図書館と民主主義

第二章 図書館のミッションを考える[片山善博]
 1 図書館の置かれた政治状況
 2 分権の「砦」としての県庁図書室の実践
 3 レファレンスを通じて垣間見えたわが国の知的環境
 4 議会の自立と議会図書室
 5 議員は「対抗軸」を持つべし
 6 民主主義の砦としての図書館
 おわりに

第三章 民主主義社会における図書館[糸賀雅児]
 1 地方自治と図書館
 2 図書館は民主主義社会に不可欠な情報提供機関
 3 「情報公開」における図書館の位置づけ

第Ⅱ部 地方財政と図書館

第四章 講演・図書館と地方自治[片山善博]
 1 住民生活に光をそそぐ交付金
 2 自治体行政の諸相
 3 従来の地方行財政の特徴
 4 自治体行政のバランス回復の試み
 5 図書館行政に光を当てるには

第五章 パネル討論・地方財政と図書館──交付金で図書館整備を
 1 総務省の地域振興、地域活性化に関わる取り組み
 2 ヒューマンキャピタルとソーシャルキャピタル
 3 地方交付税─福岡県小郡市を例に
 4 特別交付税の仕組み
 5 知の地域づくり
 6 自治体予算と図書館
 7 知の基本的財産の拠点──図書館と予算

第六章 光交付金が図書館にもたらしたもの[糸賀雅児]
 1 光交付金の概要
 2 光交付金と図書館予算の比較
 3 光交付金の図書館における活用実績
 4 光交付金が図書館にもたらしたもの

第Ⅲ部 地域の課題解決を支援する図書館と司書

第七章 まちづくりを支える図書館[糸賀雅児]
 1 図書館の「集客力」と「認知度」
 2 中心市街地を活性化した図書館
 3 まちづくりへの図書館の効果
 4 まちづくりを支える図書館の特徴

第八章 「地域の情報拠点」としての課題解決型図書館[糸賀雅児]
 1 新しい図書館モデルの必要性
 2 『市民の図書館』が遺したもの
 3 司書の働きが見えてくるか?
 4 図書館発展の構造を持続できるか?
 5 地域の情報拠点への進化に向けて
 6 「地域の情報拠点」としての課題解決型図書館

第九章 地方自治を担う図書館専門職のあり方[糸賀雅児]
 1 行動する司書
 2 問題の背景─図書館労働市場の変化とキャリアパスの必要性
 3 司書のキャリアデザインの必要性
 4 キャリアパスとしての認定司書制度──「節目」でキャリアをデザインする
 5 イギリスと日本の図書館専門職認定制度
 6 司書の社会的責任

第一〇章 「地方創生」の視点から見た図書館と司書[片山善博]
 1 「地方創生」とその課題
 2 司書の雇用を棄損する図書館の指定管理
 3 「地域の知の拠点」と認定司書への期待

第Ⅳ部 地方自治と図書館政策

終章 対談・地方自治と図書館政策[片山善博・糸賀雅児]

あとがき[糸賀雅児]
索引
初出一覧

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