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90年代・女が拓く [イギリス女性作家の半世紀]

90年代・女が拓く
著者、編者、訳者など 現代女性作家研究会 宮澤邦子
ISBN 978-4-326-89887-9
出版年月 2000年1月
判型・ページ数 300ページ
定価 本体2,800円+税
在庫 品切れ・重版未定
 

内容説明

ソ連邦の解体とベルリンの壁崩壊により幕を開けた90年代。頻発する紛争と静かに進行する環境破壊に象徴される「壊」の時代、文学はあらゆる制度がかつての重みを失ったボーダレス感覚を描く。混沌のなか、新たな方向を模索する女たちの語りによって拓かれる差異の地平は、「共生」を原理とする新しい世紀にどうつながるのか。現在進行形の時代を活写する。A.S.パイアット「抱擁」、M.ウォーナー「紺碧のカリブ」P.バーカー「亡霊の道」、A.ロイ 「小さきものたちの神」、H.フィールディング「ブリジット・ジョーンズの日紀」ほかをとりあげる

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目次


目次

序    90年代・女が拓く

第1章  甦る女性の物語/歴史
      A・S・バイアット 『抱擁』

第2章  ヨーロッパ共同体の過去と未来
      モーリン・ダフィ 『閃光』

第3章  呪縛からの解放
      ヘレン・ダンモア 『呪縛の冬』

第4章  いけにえの息子たち
      パット・バーカー 『亡霊の道』

第5章  子供たちへのメッセージ
      アン・マイケルズ 『うたかたの調べ』

第6章  拒食症―カーメル・マクベインの場合
      ヒラリー・マンテル 『恋愛実験』

第7章  歴史はもうくり返さない
      マーガレット・フォースター 『影を生きる子』

第8章  読者よ、わたし結婚します
      ヘレン・フィールディング 『ブリジット・ジョーンズの日記』

第9章  新しい歴史語りの開拓
      マリナ・ウォーナー 『紺碧のカリブ』

第10章 カーストの境界を越えた恋
      アルンダティ・ロイ 『小さきものたちの神』

あとがき
文献案内
索引

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