服飾の表情

服飾の表情

人はなぜ衣服を着るのか。衣服は何をあらわしているのか。服飾に託す人間の心のあやを江戸・明治から現代の文学をたずねて描きだす。

著者 小池三枝
ジャンル 文学・芸術・ノンフィクション
出版年月 1991年10月
ISBN 978-4-326-85118-8
判型・ページ数 4-6・264ページ
定価 2,860円(税込)
在庫 在庫あり

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人はなぜ衣服を着るのか。衣服は何をあらわしているのか。服飾に託す男女をはじめとする人間の心のあやを、江戸、明治、大正そして現代の文学をたずねて鮮やかに描きだす。

第1部 衣服の意味論

Ⅰ 履物の風景
 靴と下駄と鞋
 履物の表情

Ⅱ 衣服の機能
 「猫」の衣服論
 帯とポケット
 帽子の効用
 軍服の美意識

Ⅲ 衣服の諸相
 「着るもの」をめぐる言葉
 衣服の語り
 衣服への思い

第2部 近世日本の服飾
Ⅰ 文様の世界
 文様の効果
 連想の愉しみ

Ⅱ 趣向と流行
 犀角作品の衣装物好き
 歌舞伎と草双紙と服飾と

Ⅲ 服飾描写を読む
 洒落本の衣装付け
 「通」と「いき」の心情

第3部 近代の断片
Ⅰ 明治の西洋風
 洋服の波紋
 ハイカラ

Ⅱ 漱石の服飾表現
 『坊ちゃん』の赤シャツ
 運動会とフロックコート
 「狐色」の肌

Ⅲ 服飾を見つめる視線
 服装へのこだわり
 失われゆく美感
 服飾はいま


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あとがき

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