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開発途上国における森林保全

経済学と空間情報科学を融合した学際的研究

開発途上国における森林保全

森林資源管理の分野における学際的研究の事例を通して、学際的研究やそのアプローチについての実践的な理解を深める学術研究書。

著者、編者、訳者など 高橋 遼
ジャンル 経済
ISBN 978-4-326-50432-9
出版年月 2016年11月
判型・ページ数 A5判・212ページ
定価 本体4,800円+税
在庫 在庫あり
 

内容説明

森林資源管理の問題に対して、学術的に取り組むうえで、異なる学問分野におけるアプローチを組み合わせた学際的研究が重要である。しかし、特に日本において、そのような学際的研究の数は限られている。本書は、日本における学際的研究の推進・活性化を図るため、学際的アプローチに関して理解を深める機会やツールを提供する。

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目次

序章 気候変動の問題と学際的研究の重要性
 1. 気候変動がもたらす人類への影響:シロクマだけの問題じゃない
 2. 世界の森林減少の現状
 3. 森林資源管理の分野における学際的アプローチの重要性
 4. 本書の目的と構成

第1章 森林減少とその背景
 1.1 土地所有権と森林減少
 1.2 貧困と森林減少

第2章 森林資源管理に関する先行研究の課題と学際的アプローチ
 2.1 分析手法に関する課題
 2.2 データに関する課題
 2.3 学際的アプローチの可能性

第3章 エチオピアにおける森林減少とベレテ・ゲラの森での取り組み
 3.1 エチオピア・アフリカ最古の独立国
 3.2 研究対象地域
 3.3 住民参加型森林管理プロジェクト

第4章 森林資源管理に関するデータ
 4.1 衛星画像による植生データ
 4.2 地理データならびに地理情報データ
 4.3 森林コーヒー生産者の社会経済的データ

第5章 地域共同体による森林管理の影響評価
 5.1 推計方法:操作変数法
 5.2 推計結果
 5.3 小括

第6章 森林コーヒー認証の影響評価
 6.1 森林コーヒー認証が森林減少(量)におよぼす影響分析
 6.2 森林コーヒー認証が森林劣化(質)におよぼす影響分析

第7章 結論:途上国における森林資源管理への政策提言
 7.1 地域共同体による森林管理制度
 7.2 認証制度を用いた森林管理制度

補章A GISソフトやArcGISについての概要
 A.1 GIS・GPSのソフトウェア
 A.2 ArcGISについて
 A.3 解析の記録とPythonの利用

補章B ArcGISを用いた衛星画像の解析方法
 B.1 NDVIの算出方法と森林の量的データの作成
 B.2 教師無し分類法を用いた森林の質的データの作成
 B.3 SLC-offの問題への対処法

引用文献
あとがき
索引

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