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教育とキャリア [格差の連鎖と若者]

教育とキャリア

格差はいつ生成され、どのように連鎖していくのか。学歴・職業的地位の達成の過程を通して「格差の連鎖・蓄積」のメカニズムを探る。

著者、編者、訳者など 石田 浩 監修・編
ジャンル 教育・心理
社会・女性
ISBN 978-4-326-64882-5
出版年月 2017年3月
判型・ページ数 A5判・296ページ
定価 本体3,000円+税
在庫 在庫あり
 

内容説明

若者の間の格差・不平等の現状はいかなるものなのか。格差はどの時点で生まれ、連鎖していくのか。本シリーズは10年近くに亘る追跡調査データを分析したものである。第1巻では学歴を取得する過程、学校から職場への移行、職業キャリアを、第2巻では未婚から既婚への移行と親役割の取得を、第3巻では意識や価値観変化を分析する。

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目次

シリーズ刊行のことば[石田浩]

総論 ライフコースから考える若者の格差─研究の意義と調査研究の特色[石田浩]
 1.はじめに
 2.研究の枠組み─ライフコースと格差の連鎖・蓄積
 3.パネル調査の意義と特性
 4.東大社研パネル調達プロジェクト「働き方とライフスタイルの変化に関する全国調査」

序章 格差の連鎖・蓄積と若者[石田浩]
 1.はじめに
 2.格差研究の2つの流れ
 3.「格差の連鎖・蓄積」の枠組み
 4.東大社研パネル調査(JLPS)を用いた「格差の連鎖・蓄積」の検証
 5.本書の構成

第Ⅰ部 学校から仕事への移行

第1章 学校経由の就職活動と初職[大島真夫]
 1.学校経由の就職活動の何が問題か
 2.就職活動の仕方と初職との関係
 3.学校は生徒の選抜をしているのか
 4.セーフティネットとしての就職斡旋

第2章 教育拡大と学歴の効用の変容─日本型学歴インフレの進行[苅谷剛彦]
 1.問題の設定
 2.90年代までの大卒就職・雇用の仕組み
 3.分析方法
 4.初職の職業機会の分析
 5.能力評定への影響
 6.結論

第3章 新卒一括採用制度の日本的特徴とその帰結─大卒者の「入職の遅れ」は何をもたらすか?[有田伸]
 1.はじめに
 2.「新卒一括採用制度」の日韓比較
 3.課題の設定・データ・分析方法
 4.クロス表による基礎分析
 5.ロジットモデルによる分析
 6.考察─なぜ入職・卒業の遅れは不利となるのか?
 7.おわりに

第Ⅱ部 初期キャリアの格差

第4章 正規/非正規雇用の移動障壁と非正規雇用からの脱出可能性[中澤渉]
 1.正規/非正規雇用の格差をめぐる議論の背景
 2.若年労働市場の動きと分析課題
 3.パネルデータからみる個人内の地位の変動
 4.不安定な地位からの脱出
 5.まとめ

第5章 現代日本の若年層の貧困─その動態と階層・ライフイベントとの関連[林雄亮]
 1.はじめに
 2.「低所得」とはいかなる状態か
 3.低所得状態の持続性と変化
 4.不利の連鎖は存在するか
 5.まとめ

第6章 社会的孤立と無業の悪循環[石田賢示]
 1.問題の所在
 2.先行研究
 3.問いと検討課題
 4.データと方法
 5.分析結果
 6.考察とまとめ

終章 教育とキャリアにみる若者の格差[石田浩]
 1.ライフコースと格差
 2.教育とキャリアにみる格差の連鎖・蓄積
 3.格差の連鎖・蓄積の枠組み
 4.大人への移行と格差の連鎖・蓄積
 5.おわりに

付録 分析に使用した調査票の設問一覧
索引

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