幻想のアメリカ
著者 | カイエ・デュ・シネマ・ジャポン 編 |
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ジャンル | 文学・芸術・ノンフィクション |
シリーズ | シリーズ文学・芸術・ノンフィクション > 映画の21世紀 |
出版年月 | 2000年7月 |
ISBN | 978-4-326-84857-7 |
判型・ページ数 | A5・192ページ |
定価 | 2,200円(税込) |
在庫 | 品切れ・重版未定 |
私たちはアメリカ映画をどのように見ているのだろうか? また、どのように見ることができるのだろうか? 今号では、アメリカ映画の現在が指し示す、映画の現在と、現在のアメリカに分け入る。★デヴィッド・リンチ・「ストレイト・ストーリー」★ティム・パートン 「スリーピー・ホロウ」★デヴィッド・クローネンバーグ「イグジステンズ」★テレンス・スタンプ「イギリスから来た男」 ほか、アカデミー賞(最優秀外国語映画賞)を獲得したペドロ・アルモドバルの「オール・アバウト・マイ・マザー」の監督インタヴュー、ストローブ=ユイレ「シチリア」の論考、黒沢清によるホラー映画への考察など、が収録される。
バックナンバーあります。
1 ヌーヴェルヴァーグの現在 本体価格 1800円
●エリック・ロメール「パリのランデブー」
●じゃっく・リヴェット「パリでかくれんぼ」
●ドゥルーズのよるヌーヴェルヴァーグ
●ヌーヴェルヴァーグの後継者たち
●ロッセリーニについての手紙
2 ミュージック+シネマ 本体価格 1800円
●ペドロ・アルモドバル「私の秘密の花」
●ジャン・ユスターシュ「ママと娼婦」
●シネフェリーはどこへ行くのか
●「インタヴュー」蓮實重彦―映画はもう大衆娯楽ではない―
●音楽から映画へ
3 映画のジオグラフィー 本体価格 2200円
●エドワード・ヤン、北野武、青山真治
●メディア時代の映画
●「対話」ドゥルーズ―脳髄、それは遮蔽幕だ
●「対話」ポール・ヴィリリオ―ナントの爆撃
●映画のヨーロッパ再考
4 進化する脳の映像 本体価格 1800円
●ラース・フォン・トリアー「奇跡の海」
●アルノー・デプレシャン「そして僕は恋をする」
●パシカル・ボニーゼ「アンコール」
●カサヴェテスの希薄さに向けて
●ジャン・ルノワールと複数の鍵
5 顔の掲示 本体価格 2000円
●フィリップ・ガレル「愛の誕生」「秘密の子供」
●侯孝賢「憂鬱な楽園」
●アンドレ・テシネ「夜の子供たち」
●デビィット・リンチ「ロスト・ハイウェイ」
●諏訪敦彦「2/デュオ」
6 ゴダールとストローブ=ユイレによる映画 本体価格 2200円
●ストローブ=ユイレ全作品上映のために
●「対話」ゴダールxセルジュ・ダネー
●「インタヴュー」フィリップ・ソレルス
●黒沢清「CURE」x青山真治「冷たい血」
●アルノー・デブレシャン再見
7 パリ/東京シネマ1997―1998 本体価格 1800円
●パリ・秋のフェスティヴァル―大島渚、鈴木清順
●「インタヴュー」北野武―湖みたいな海がいい―
●カイエ・デュ・シネマ週間―パスカル・フェラン
●東京国際映画祭―ユーセフ・シャヒーン
●山形国際ドキュメンタリー映画祭―F・ワイズマン
8 クリント・イーストウッドの肖像 本体価格 1800円
●「インタヴュー」イーストウッド「真夜中のサバナ」
●アラン・レネ「恋するシャンソン」
●エイベル・フェラーラ「ブラックアウト」
●ジャック・ランシェールのクロニック
9 アルモドバル/アレン/阪本順治/ポダリデス 本体価格 1800円
●ペドロ・アルモドバル「ライブ・フレッシュ」
●ウディ・アレン「地球は女で回っている」
●阪本順治「愚か者」
●フランス映画祭横浜’98
●「インタヴュー」ブリュノ・ポダリデス
10 エリック・ロメール/黒沢清/映像のサッカー本体価格 1800円
●エリック・ロメール「恋の秋」
●黒沢清「ニンゲン合格」
●映像のサッカー「特別篇」
●ロカルノ国際映画祭
11 ヌーヴェルヴァーグ40年 本体価格 1800円
●シャルル・テッソン「映画観・世界観」
●セルジュ・ダネー「ヌーヴェルヴァーグのように生き残ること」
●「鼎談」オリヴィエ・アサイヤス、クレール・ドゥニほか
●アモス・ギダイ、世界への眼差し
12 戦争・映画・オーディオヴィジュアル 本体価格 2000円
●ポール・ヴィリリオ「破壊許可証」
●パスカル・ボニゼール「戦争・映画・オーディオヴィジュアル」
●青山真治「シェイディ・クローヴ」
●黒沢清―カンヌ映画祭報告―
13 ゴダールと(複数の)映画史 本垰価格 2000円
●ゴダール「(複数の)映画史」
●ハワード・ホークス「リオ・ブラボー」
●ナンニ・モレッティ「エイプリル」
●黒沢清「カリスマ」「大いなる幻影」