ホーム > 日本SF論争史

日本SF論争史

日本SF論争史

SFの成果を豊穣な思想史として位置づける。各時代を代表するSF批評全21篇を収録。

著者、編者、訳者など 巽孝之
ジャンル 文学・芸術・ノンフィクション
ISBN 978-4-326-80044-5
出版年月 2000年5月
判型・ページ数 A5判・432ページ
定価 本体5,000円+税
在庫 在庫あり
 

内容説明

2000年度日本SF大賞受賞。リアリズムから解き放たれ、世界への驚くべき視点を提供してきたSFというジャンルは、あらゆる価値観を再検討し、読者の世界観をも一変させる豊かな創作ジャンルである。SFはいまや、科学技術のみならず、高度資本主義やセクシュアリティの問題系までを包括する巨大な分野となっている。本書は、日本SFの黎明期といわれる1960年代から現在まで、ジャンル成立の過程を論争の歴史から辿ることにより、SFの成果を豊穣な思想史として位置づけることを企図している。安部公房、小松左京、筒井康隆、笠井潔、大原まり子ら現代のSFをつくりあげた論客による、各時代を代表するSF批評全21篇を収録。詳細な書誌目録、年表、索引を付す。SFを見渡す見取り図として、入門者にも価値ある一冊である。

このページのトップへ

目次

序説  日本SF思想

第Ⅰ部 SF理論のハードコア
 1 安部公房
 2 小松左京

第Ⅱ部 論争多発時代
 1 福島正美
 2 石川喬司
 3 山野浩一
 4 荒巻義雄
 5 柴野拓美

第Ⅲ部 ニューウェーヴ受容後
 1 田中隆一
 2 川又千秋
 3 筒井康隆

第Ⅳ部 サイバーパンク以前以後
 1 笠井潔
 2 永瀬唯
 3 伊藤典夫

第Ⅴ部 ジェンダー・ポリティクスの問題系
 1 野阿梓
 2 小谷真理
 3 大原まり子

編集後記
英文要旨
SF論争史・年表
索引
初出一覧

このページのトップへ