ホーム > 病院の言葉を分かりやすく

病院の言葉を分かりやすく

工夫の提案

病院の言葉を分かりやすく

病院の言葉はなぜ分かりにくいのか。質問調査から「伝わらない言葉」を収集し、「伝わる言葉」への言い換え方を提示。

著者、編者、訳者など 国立国語研究所「病院の言葉」委員会 編著
ジャンル 福祉・医療
ISBN 978-4-326-70062-2
出版年月 2009年3月
判型・ページ数 A5判・264ページ
定価 本体2,000円+税
在庫 在庫あり
 

内容説明

医者の使う言葉はなぜ分からない?患者は何が分からないのか?本書は医療者と非医療者を対象にした調査をもとに、医療者がよく使うが患者には伝わらない言葉を厳選、伝わらない理由を3つの類型に分類・解説し、 「病院の言葉の言い換え方」を提示する。よりよい医療コミュニケーションのために、医療者・患者双方が使える初の手引書。

平成10年4月にイレウスに初めてなってから14回イレウス(うち入院7回)で病院のCF処置をしてもらいましたので、本書のイレウスの解説に飛びつきました。(男性 67歳)
私はインドネシア出身です。インドネシアで医師をしておりました。今年、日本の医師国家試験の受験資格を申請しており、日本語(診療)能力試験のためにこの本を買いました。患者様に病名を分かりやすく説明できれば幸いと思います。出版してくださりありがとうございました。(女性 34歳 主婦)
友人にDrが多いのですがその人達との会話以上に解り易かったです。患者が読んでも医療関係者の方達が読んでも知りたいツボがしっかり押さえてあり、とても参考になります。友人のDr達にも是非この本の事を話そうと思います。是非またこの本の第2弾を作ってください。子供の病気(小児科)だけのものなど各科ごとのものでも良いです。患者の立場からすると、内容がこれだけ詳しいともっとDrとの関係が良いものになると思います。(女性 34歳 会社員)
日頃感じていました。ドクターの言葉の意味が分からないこともあり、今回のような本があるといいなあと思っていた矢先に新聞の広告を見て、とても嬉しく思いました。病院に行く時に是非参考にさせていただきます!(女性 41歳 事務員)
・クリニカルパスという用語が分かっていなかったので啓発された。多くの医療関係者に役立つでしょう。値段が安いと評価が下がる。良い本を高く売ることです。(男性 85歳 医師)
・大変参考になりました。もう少し「ふりがな」が欲しかったです。今後(1)検査の目的、方法について(2)術後・退院後の生活の仕方について(3)薬の副作用について 等の出版をお願いいたします。いま出ているのでは物足らないです。(男性 68歳 無職)
お医者さんが話す言葉ってあいまいな表現が多く、時々誤解してしまう時があります。しかし嘘を言う訳ではなく、患者本人にとっては一生涯にわたる重大なことの方が多く、医師の言葉の理解も大事と考え本書を購入しました。(男性 51才 会社員)

このページのトップへ

目次

まえがき
この本のねらい
分かりやすく伝えるには
分かりやすく伝える工夫の例

凡例

類型A 日常語で言い換える
 1.イレウス
 2.エビデンス
 3.寛解(かんかい)
 4.誤嚥(ごえん)
 5.重篤(じゅうとく)
 6.浸潤(しんじゅん)
 7.生検(せいけん)
 8.せん妄(せんもう)
 9.耐性(たいせい)
 10.予後(よご)
 11.ADL(エーディーエル)
 12.COPD(シーオーピーディー)
 13.MRSA(エムアールエスエー)

類型B 明確に説明する
B─(1)正しい意味を
 14.インスリン
 15.ウイルス
 16.炎症(えんしょう)
 17.介護老人保健施設(かいごろうじんほけんしせつ)
 18.潰瘍(かいよう)
 19.グループホーム
 20.膠原病(こうげんびょう)
 21.腫瘍(しゅよう)
 22.腫瘍マーカー(しゅようマーカー)
 23.腎不全(じんふぜん)
 24.ステロイド
 25.対症療法(たいしょうりょうほう)
 26.頓服(とんぷく)
 27.敗血症(はいけつしょう)
 28.メタボリックシンドローム
B─(2)もう一歩踏み込んで
 29.悪性腫瘍(あくせいしゅよう)
 30.うっ血(うっけつ)
 31.うつ病(うつびょう)
 32.おう黄(おうだん)
 33.化学療法(かがくりょうほう)
 34.肝硬変(かんこうへん)
 35.既往歴(きおうれき)
 36.抗体(こうたい)
 37.ぜん息(ぜんそく)
 38.尊厳死(そんげんし)
 39.治験(ちけん)
 40.糖尿病(とうにょうびょう)
 41.動脈硬化(どうみゃくこうか)
 42.熱中症(ねっちゅうしょう)
 43.脳死(のうし)
 44.副作用(ふくさよう)
 45.ポリープ
B─(3)混同を避けて
 46.合併症(がっぺいしょう)
 47.ショック
 48.貧血(ひんけつ)

類型C 重要で新しい概念の普及を図る
〈信頼と安心の医療〉
 49.インフォームドコンセント
 50.セカンドオピニオン
 51.ガイドライン
 52.クリニカルパス
〈ふだんの生活を大事にする医療〉
 53.QOL(キューオーエル)
 54.緩和ケア(かんわケア)
 55.プライマリーケア
〈新しい医療機械〉
 56.MRI(エムアールアイ)
 57.PET(ペット)

この本ができるまで

「病院の言葉」委員会設立趣意書
委員一覧
編集後記
索引

このページのトップへ