ジェンダー学と出会う
ジェンダー学は、社会現象を理解する新たなそして必須の切り口である。本書は、進化生物学、発達心理学、法学、社会学、教育学等でジェンダー学が私たちに何をもたらしたのかを明らかにする。グローバル化、多様化する現代社会をジェンダーの視点から照射する学際的試み。自らの立ち位置を知り現代社会と対峙する為の格好の水先案内。
はしがき[山懸喜代]
序 章 ジェンダー学は何をもたらしたか[目黒依子]
1 パラダイム・シフト
2 ジェンダー研究出現の社会的背景
3 社会運動と研究の連携
4 ジェンダー学の政治的役割──平等・開発・平和のグローバル運動
5 課題
第一章 進化生物学とジェンダー[長谷川眞理子]
1 性差の存在をめぐる四つの「なぜ」
2 性淘汰の理論
3 人間における性差
4 おわりに
第二章 ジェンダーと親子の発達研究[柏木惠子]
1 親子研究の特徴
2 子どもという価値
3 誰が育児をするのか
第三章 ジェンダーの法律学──少子化対策を手がかりに[金城清子]
1 法女性学からジェンダーの法律学へ
2 男性に対しても抑圧的だった性別分業
3 性別分業を前提としてきた戦後の日本社会
4 性別分業を前提とした育児休暇制度
5 憲法違反ではないが、女子差別撤廃条約には反する──国籍法改正
第四章 関係性としてのジェンダー[江原由美子]
1 関係性とは
2 知識としてのジェンダー
3 日常生活における「知識としてのジェンダー」
4 知識批判の視点としてのジェンダー
5 「労働」概念をめぐって
6 「ジェンダー視点による学問の再構築」
7 関係性としてのジェンダー
第五章 女性学・ジェンダー研究と教育の制度化[舘かおる]
1 女性学・ジェンダー研究との出会い
2 大学教育における女性学・ジェンダー研究の制度化の展開
3 学術世界におけるジェンダー研究/ジェンダー学の承認
4 課題の明確化とこれからのジェンダー研究/ジェンダー学のために
第六章 ジェンダー学との出会い──パネル・ディスカッションより
1 フェミニストのバイオロジスト
2 法女性学をめざす
3 知識社会学と「女性問題」
4 女性学と出会う
5 ジェンダー学へ
補 章 大学教育におけるジェンダー学の導入──聖心女子大学におけるジェンダー学副専攻設置までの経緯[鶴田敦子]
1 複眼的視野をもち多面的な能力を備えた学生に
2 「女性学」から「女性学・ジェンダー論」へ(二〇〇二年度)
3 「ジェンダー論入門」三科目設置(二〇〇三年度)
4 客員教授を迎える(二〇〇四年度)
5 学科横断型「ジェンダー学副専攻」の開設(二〇〇五年度)
6 そして、今後の発展に向けて(二〇〇六年度~)
あとがき[岩上真珠]
序 章 ジェンダー学は何をもたらしたか[目黒依子]
1 パラダイム・シフト
2 ジェンダー研究出現の社会的背景
3 社会運動と研究の連携
4 ジェンダー学の政治的役割──平等・開発・平和のグローバル運動
5 課題
第一章 進化生物学とジェンダー[長谷川眞理子]
1 性差の存在をめぐる四つの「なぜ」
2 性淘汰の理論
3 人間における性差
4 おわりに
第二章 ジェンダーと親子の発達研究[柏木惠子]
1 親子研究の特徴
2 子どもという価値
3 誰が育児をするのか
第三章 ジェンダーの法律学──少子化対策を手がかりに[金城清子]
1 法女性学からジェンダーの法律学へ
2 男性に対しても抑圧的だった性別分業
3 性別分業を前提としてきた戦後の日本社会
4 性別分業を前提とした育児休暇制度
5 憲法違反ではないが、女子差別撤廃条約には反する──国籍法改正
第四章 関係性としてのジェンダー[江原由美子]
1 関係性とは
2 知識としてのジェンダー
3 日常生活における「知識としてのジェンダー」
4 知識批判の視点としてのジェンダー
5 「労働」概念をめぐって
6 「ジェンダー視点による学問の再構築」
7 関係性としてのジェンダー
第五章 女性学・ジェンダー研究と教育の制度化[舘かおる]
1 女性学・ジェンダー研究との出会い
2 大学教育における女性学・ジェンダー研究の制度化の展開
3 学術世界におけるジェンダー研究/ジェンダー学の承認
4 課題の明確化とこれからのジェンダー研究/ジェンダー学のために
第六章 ジェンダー学との出会い──パネル・ディスカッションより
1 フェミニストのバイオロジスト
2 法女性学をめざす
3 知識社会学と「女性問題」
4 女性学と出会う
5 ジェンダー学へ
補 章 大学教育におけるジェンダー学の導入──聖心女子大学におけるジェンダー学副専攻設置までの経緯[鶴田敦子]
1 複眼的視野をもち多面的な能力を備えた学生に
2 「女性学」から「女性学・ジェンダー論」へ(二〇〇二年度)
3 「ジェンダー論入門」三科目設置(二〇〇三年度)
4 客員教授を迎える(二〇〇四年度)
5 学科横断型「ジェンダー学副専攻」の開設(二〇〇五年度)
6 そして、今後の発展に向けて(二〇〇六年度~)
あとがき[岩上真珠]
関連書籍
-
-
定価 3,850円(税込)
-
定価 3,850円(税込)
-
定価 2,860円(税込)
-
定価 2,970円(税込)
-
定価 3,740円(税込)
-
定価 3,960円(税込)
-
定価 3,520円(税込)
-
定価 2,970円(税込)