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教育思想のフーコー オンデマンド版 [オンデマンド出版]

教育を支える関係性

教育思想のフーコー オンデマンド版

規律化の論難ばかりとのフーコー評価に抗う。倫理的に自由な生に寄り添う自己創出の支援、新しい「道」をつくり歩むことを彼は問う。

著者、編者、訳者など 田中 智志
ジャンル 教育・心理
ISBN 978-4-326-98233-2
出版年月 2016年8月
判型・ページ数 四六判・292ページ
定価 本体3,500円+税
在庫 オンデマンド制作
 

内容説明

この書籍はオンデマンド版になります。オンデマンド本は通常の書籍とは異なりますので、初めての方はこちらをご覧下さい

フーコーは、人間が幸福になる可能性を否定するペシミストだったのか。いや彼は、人を新しい「道」に誘うという深い意味での教育の考察を通じ、幸福の可能性を問い続けたのだ。教育学者は、彼は規律化を論難するばかりというが、「力と関係性」の思想を読んでみよう。そこには倫理的に自由な生によりそう自己創出支援の教育観がある。(2009年6月10日第1版第1刷発行)

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目次

プロローグ:喚起としての教育
 1.喚起という行為
 2.フーコーの方法・主題
 3.本書の主題と構成

第1章 フーコーの主体論:真理と唯名論
 1.主体の真理へのかかわり
 2.主体を問う歴史的存在論
 3.諸力と権力の唯名論
 4.合意に対する態度
 5.近代教育の文脈

第2章 フーコーの言語論:ブランショと外の思考
 1.フーコーの言語 (活動) 論へ
 2.実践概念と経験概念
 3.言語の存在
 4.外の思考と言語活動
 5.他者との無為の関係

第3章 フーコーの規律化論:ハーバーマスと批判
 1.近代教育への異議
 2.規格化による規律化
 3.権力と真理の言説
 4.批判と人間形成
 5.関係性と外への喚起

第4章 フーコーの装置論:ニーチェと力
 1.抵抗への道
 2.解釈をめぐる闘争
 3.エピステーメ:言説的な装置
 4.権力テクノロジー:実践的な装置
 5.諸力の関係:力としての自己
 6.力としての自己の喚起

第5章 フーコーの啓蒙論:カントとアクチュアリテ
 1.啓蒙論と人間学の関係
 2.裂けめをふさぐ人間学
 3.声に応えるというアクチュアリテ
 4.啓蒙論への批判
 5.教育のアクチュアリテ

第6章 フーコーの倫理論:ハイデガーと関係性
 1.倫理の存立条件
 2.非理性の力
 3.歴史的存在論と自由
 4.関係性の力
 5.関係性と倫理感覚
 6.他者に臨むフーコー

エピローグ:教育を支える関係性
 1.関係性
 2.自律性と関係性
 3.教育と関係性
 あとがき

〈付録〉 ミシェル・フーコーの略歴

参考文献/索引

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