ホーム > ドイツ中世都市の自由と平和 オンデマンド版

ドイツ中世都市の自由と平和 オンデマンド版 [オンデマンド出版]

フランクフルトの歴史から

ドイツ中世都市の自由と平和 オンデマンド版

中世都市はいかに自由と平和を獲得したのか。フランクフルトが近世移行期にわたるまで平和共同体とし歩んだ歴史を浮き彫りにする。

著者、編者、訳者など 小倉 欣一
ジャンル 歴史・地理
ISBN 978-4-326-98229-5
出版年月 2016年8月
判型・ページ数 A5判・424ページ
定価 本体5,700円+税
在庫 オンデマンド制作
 

内容説明

この書籍はオンデマンド版になります。オンデマンド本は通常の書籍とは異なりますので、初めての方はこちらをご覧下さい

フランクフルトは、ヨーロッパの十字路という地の利を活かしながら、都市領主への人格的隷属からの解放によって市民的自治を実現し、帝国と領邦の二元的権力構造のもとで、大市都市・選定都市として大いに繁栄した。こうした中世都市の経済的繁栄と自治市政にとって不可欠であった自由と平和の獲得・維持を、500年の歴史から析出する。(2007年4月10日第1版第1刷発行)

このページのトップへ

目次

序 論

I 中世都市の自由と平和

第一章 中世都市の成立と市民の自由
 一 中世都市フランクフルトの成立
 二 国王証書における市民の自由
 三 都市証書における市民の自由
 四 都市の空気は自由にする

第二章 市民権と都市の平和
 一 市民権の取得
 二 市民誓約と都市の平和
 三 市民の二大義務――納税と軍役
 四 農民・騎士・聖職者

II 帝国の平和と都市のフェーデ

第三章 国王選挙・帝国改革運動とフランクフルト
 一 国王選挙とフランクフルト
 二 カール四世の金印勅書
 三 帝国改革運動と公会議・帝国会議
 四 帝国改革立法と帝国最高法院のフランクフルト設置

第四章 帝国ラント平和令と帝国都市のフェーデ
 一 帝国ラント平和令と都市同盟
 二 帝国都市と盗賊騎士のフェーデ

第五章 フランクフルトの領域支配政策
 一 帝国の領国形成と帝国都市フランクフルト
 二 帝国都市と領域支配政策
 三 農民保護と体僕支配
 四 領域支配政策の特色

III 大市の自由と手工業者・ユダヤ人問題

第六章 大市と商品・貨幣流通
 一 大市の起源
 二 通商路の保全と大市の増設
 三 最盛期の大市
 四 大市の自由と保護
 五 中世末期の大市
 六 貨幣流通と信用取引
 七 書籍市の盛況

第七章 手工業者と親方・職人問題
 一 同職組合と「ツンフト闘争」
 二 親方の同盟
 三 職人の連帯

第八章 皇帝・市参事会とユダヤ人
 一 国王のユダヤ人保護
 二 フランクフルトとユダヤ人
 三 ユダヤ人居留権とゲットー建設
 四 皇帝・聖職者・市参事会

IV 中世から近世へ――市民蜂起と都市の平和

第九章 フランクフルトの宗教改革運動
 一 政治・経済・社会的状況
 二 宗教改革運動の発端
 三 市民峰起と四六ヵ条訴願書
 四 宗教改革訴訟・改革の導入とシュマルカルデン同盟加入

第十章 フェットミルヒ反乱
 一 ゲーテの証言
 二 反乱の発端と経過
 三 反乱の諸要因

補 章 ヨハン・フィッヒァルト――フランクフルトの法律家小伝
 一 青年時代の勉学
 二 実務修習とイタリア遊学
 三 法律顧問としての活躍
 四 著作活動と私生活

結 論

あとがき

フランクフルト史(年表)
図版一覧
参考文献
事項索引
人名索引
独文目次

このページのトップへ