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2025年の日本 破綻か復活か 新刊

2025年の日本 破綻か復活か

このままでは10年後の日本は危ない。眼前の課題を先送りし将来世代に負担を負わせる愚かな選択をいまこそ覆さなければならない。

著者、編者、訳者など 駒村 康平 編著
ジャンル 経済
ISBN 978-4-326-55074-6
出版年月 2016年9月
判型・ページ数 四六判・336ページ
定価 本体2,500円+税
在庫 在庫あり
 

内容説明

現在、日本社会は急激な高齢化・人口減少の進行により、医療・介護・福祉の社会保障、地域福祉の問題だけではなく、生活をめぐるさまざまな保障面についてどのような社会づくりを進めていくのかが問われている。本書は、これからの日本および地域社会を構想し、あるべき政策を体系的に提唱する。

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目次

序章 2025年の日本 破綻か復活か[駒村康平]
 1 現状をどのようにとらえるか──茹でカエルになる日本社会
 2 将来の社会経済システムを予測することの難しさ
 3 本研究会での議論と各論の要約
 参考文献
 ブックガイド

Ⅰ 総論:日本は破綻へ進むのか

第1章 避けられない日本の人口減少と高齢化──出生、死亡、移動の動向から[和田光平]
 1 2025年の人口
 2 出生の動向
 3 死亡と平均寿命の動向
 4 国際人口移動と外国人人口の動向
 5 地域の人口減少・高齢化と国内人口移動
 6 政策的考察
 参考文献
 ブックガイド

第2章 将来世代に負担を先送りする日本──日本経済が整えるべき基礎的条件[大瀧雅之]
 1 はじめに
 2 国債の発行は将来世代の負担である
 3 経済の空洞化と若年者・低学歴者の雇用・賃金問題
 4 教育における多様性の尊重:教師の知的怠慢の咎
 5 結論
 補論:国家の破産とは何か
 参考文献
 ブックガイド

第3章 破綻に向かう「日本的」労使関係──長期性と社会性を失った雇用[戎野淑子]
 1 はじめに
 2 雇用関係の変化と問題
 3 労使関係の変化
 4 資本、経営、労働との関係性
 5 技術・技能の継承と人材の育成
 6 おわりに
 参考文献
 ブックガイド

第4章 増税不可避の日本財政──社会を支え、社会によって支えられる財政システムへ[高端正幸]
 1 問題は何か
 2 「社会を支えない」財政の成り立ち──残余主義的基調の定着
 3 「社会に見捨てられた」財政──なぜ日本財政の財源調達力は低いのか
 4 財源調達力を取り戻すための改革
 5 おわりに
 参考文献
 ブックガイド

第5章 先延ばしできないポスト社会保障・税一体改革[駒村康平]
 1 はじめに
 2 20年間隔でくり返された社会保障制度改革
 3 社会保障制度の課題
 4 ポスト社会保障・税一体改革の必要性
 5 まとめ──2025年以降の社会保障を展望しながらいま準備すること
 参考文献
 ブックガイド

Ⅱ 各論:地域からの復活

第6章 地域で「治し、支える医療」への転換──10年、20年後を見据えた地域包括ケアシステム[堀真奈美]
 1 はじめに──国民皆保険と社会環境の変化
 2 医療、介護需要と供給ギャップ
 3 地域で「治し、支える医療」
 4 課題解決のヒント
 5 おわりに
 参考文献
 ブックガイド

第7章 地域が主導する垂直的国土構想の改革[佐無田光]
 1 はじめに──地域実験主義の提起
 2 垂直的国土構造と大企業システムの機能不全
 3 国家主導の「地方創生」から「地域からの国土政策」へ
 4 内発的な地域経済の実験
 5 おわりに
 参考文献
 ブックガイド

第8章 高齢者が活躍する地域コミュニティづくり[前田展弘]
 1 はじめに──「高齢者」と「地域」の問題
 2 高齢者の就業等の活躍の実態
 3 高齢者が活躍する地域コミュニティづくり──千葉県柏市「生きがい就労事業(セカンドライフ支援事業)」
 4 住民自ら地域課題を解決する地域コミュニティづくり──福岡市「おたがいさまコミュニティ」
 5 考察──未来社会に向けた地域再生策
 参考文献
 ブックガイド

終章 次の繁栄を目指して[駒村康平]
 1 長期スパンで考えることの重要性──近視眼の克服
 2 2025年=昭和100年、100年前の誤った歴史の悲劇を繰り返さない
 3 人口減少は必ずしも衰退ではない。次の発展のための転換期をどのように使うのか
 参考文献

あとがき

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