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日本国憲法と共に生きる

「真理と平和」を求めて

日本国憲法と共に生きる

人類の苦渋にみちた近現代の経験を克服すべく、原理と規定が定められた日本国憲法。その基本的価値と理念をもういちど確認します。

著者、編者、訳者など 杉原 泰雄
ジャンル 法律
ISBN 978-4-326-45108-1
出版年月 2016年7月
判型・ページ数 四六判・232ページ
定価 本体2,600円+税
在庫 在庫あり
 

内容説明

少国民教育の中で育ち、終戦を15歳で迎えた著者。神権天皇主権原理を底にすえた明治憲法とはまったく異なる、国民主権、立憲主義、基本的人権、民主主義、真理、平和などの価値が盛り込まれた新しい日本国憲法に衝撃を受け、その研究に人生を捧げてきました。日本国憲法の基本的価値を歴史的に踏まえながら、現憲法のどの価値や理念を守っていくべきかを提言します。

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目次

はじめに

第1章 「少国民」世代の憲法研究者の考えてきたこと――「真理と平和」を求めて
 一 二つの憲法の下で生活する
 二 明治憲法末期の生活状況と公教育
 三 一九四五年八月一五日――敗戦による明治憲法体制の崩壊
 四 日本国憲法との出会いと憲法学習活動――「真理と平和」を求めて、精神革命の日々
 五 「東西冷戦」(「米ソ冷戦」)のなかで
 六 憲法研究者として――憲法の基本的諸問題との取り組み
 七 積極的な評価に値する日本国憲法――その解説書との取り組み

第2章 「未完の市民革命」と「東西冷戦・日米安保体制」の下でほんろうされる日本の憲法と憲法政治
 一 日本国憲法の制定――現代における未完の市民革命
 二 「東西冷戦」と「日米安保体制」

第3章 日本国憲法下の憲法政治(憲法の解釈運用)の動向
 一 反憲法政治の展開――中曽根政権前までの段階
 二 反憲法政治の強化――中曽根政権以降の段階
 三 小泉政権(二〇〇一年四月―二〇〇六年九月)による反憲法政治の強化とその後の三政権
 四 近時における日本国憲法と国民生活の危機の深化――多重危機の進行

第4章 どう対処するか(その1)――危機の諸要因をふまえた的確な対応を求めて
 一 はじめに
 二 「立憲主義」の再構築を求めて
 三 二つの「立憲主義」の概念
 四 「立憲主義」を破壊するもう一つの要因――憲法の基本用語の悪用・誤用
 五 「解釈改憲」政治の進行と「強権政治」のおそれ

第5章 どう対処するか(その2)――危機の諸要因をふまえた的確な対応を
 一 立憲主義体制とその歩みの特色の再確認を
 二 危機の要因をふまえた的確な対応を求めて
 三 的確な対応を確保するために――憲法学習と民主政治の強化を

おわりに

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