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イギリスとアメリカ

世界秩序を築いた四百年

イギリスとアメリカ

いまの世界は、ここから始まった。戦後世界を方向づけた英米「特別な関係」は、どこから来たのか? 知られざる歴史を照らし出す!

著者、編者、訳者など 君塚 直隆
細谷 雄一
永野 隆行
ジャンル 政治
ISBN 978-4-326-35168-8
出版年月 2016年7月
判型・ページ数 四六判・336ページ
定価 本体2,700円+税
在庫 在庫あり
 

内容説明

21世紀をかたちづくったとも言われる、イギリスとアメリカの「特別な関係」。かつての植民地とその宗主国は、なぜかくも世界に影響を与える「名コンビ」になったのか? かつての大英帝国は、なぜリーダーの地位をおとなしくアメリカにゆずったのか? 一筋縄ではいかない「特別な関係」の四百年を、世界秩序とのかかわりを念頭に描き出す。

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目次

序章 英米関係の歴史を概観する

第1章 忠実なる臣民から手ごわい競争者へ──イギリスから見た英米関係の三〇〇年
 1 入植と拡張の時代――一六〇七~一七六三年
 2 敵対の時代――一七六三~一八一四年
 3 緊張と協調の時代――一八一五~一八七二年
 4 「英語諸国民」と帝国の時代――一八七二~一九一四年

第2章 イギリス帝国の植民地から西半球の覇権国へ──アメリカから見た米英関係の三〇〇年
 1 植民地から建国へ――一六〇七~一七八九年
 2 アメリカ・ナショナリズムの高揚――一七八九~一八四二年
 3 明白な天命とその後――一八四二~一八七一年
 4 「偉大なる和解」へ――一八七一~一九一四年

第3章 冷たい提携の時代──第一次世界大戦から戦間期へ
 1 第一次世界大戦の衝撃
 2 復興と安定を目指して
 3 しのび寄る戦争の影

第4章 「特別な関係」の誕生──第二次世界大戦期
 1 第二次世界大戦の勃発
 2 チャーチルとローズヴェルト
 3 「特別な関係」の萌芽

第5章 戦後世界秩序の共同構築とその限界──一九四七~五六年
 1 ヨーロッパ秩序の共同構築
 2 北東アジアへの冷戦の波及
 3 西側同盟体制の完成
 4 「きわめて困難な四年間」――東南アジアと中東をめぐる対立

第6章 「特別な関係」の危機と再構築──一九五六~六三年
 1 スエズ危機後の「特別な関係」の再構築
 2 経済的要因
 3 スカイボルト危機後の「特別な関係」の再構築

第7章 力の凋落と変容する国際秩序への対応──一九六三~七五年
 1 変容する戦後秩序とイギリスの力の凋落
 2 超大国デタントと英米関係
 3 修復される英米関係

第8章 新自由主義時代の協調と緊張──一九七五~九〇年
 1 新自由主義の時代へ
 2 紛争をめぐる協調と軋轢
 3 核をめぐる「特別な関係」
 4 ドイツ統一とサッチャーの「敗北」

第9章 武力による国際秩序の強制的再編とその限界──一九九〇~二〇一五年
 1 ボスニア紛争と「スエズ戦争以来最悪」の英米関係
 2 コソヴォ紛争と英米関係の表層的修復
 3 「対テロ戦争」と国際秩序の強制的再編
 4 武力行使による国際秩序再編の限界

第10章 英米「特別な経済関係」──世界経済秩序の展開からみる
 1 ブレトンウッズ体制への道のり――戦間期・第二次世界大戦
 2 ブレトンウッズ体制と英米関係――一九四五~七三年
 3 新自由主義・グローバリゼーションと英米経済関係――一九七三年~現在

あとがき
参考文献
人名索引
事項索引
著者紹介

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