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個人として尊重

「われら国民」のゆくえ

個人として尊重

私たちはどういう国に、どう生きたいのか。この国を形作る憲法を考える重要な補助線として、自律的生を担うリベラリズムを問い直す。

著者、編者、訳者など 小泉 良幸
ジャンル 法律
ISBN 978-4-326-45106-7
出版年月 2016年5月
判型・ページ数 四六判・248ページ
定価 本体2,500円+税
在庫 在庫あり
 

内容説明

安保法案採決の夏、「ふつうの人」たちがデモ行進を繰り広げた。背景には、個人が平等に尊重されるための「場」の確保が浮かび上がる。それこそが日本国憲法13条に具体化された、リベラリズムの未完の課題でもある。困難を承知の上で取り組む「個人として尊重」という普遍主義的原理の市民による相互的承認へ、憲法学から挑む。

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目次

はじめに──「われら日本国民」

Ⅰ 個人──統治権力の正統性根拠
 第1章 自己決定とその「環境」
 コラム① ドゥオーキンは「運の平等主義」者か?
 第2章 自己決定を「権利」として構成することの意味
 第3章 自律の教説は公共社会の共通の《物語》たりうるか?

Ⅱ 政治的共同体─帰属の条件

 第4章 立憲主義の土壌を侵すもの
 第5章 リベラルな国家のアドミッション・ポリシー
 第6章 「われら、人民」──《法の共和国》の試みとして
 コラム② 法にしたがう政治的責務──なぜ、「この」政治的共同体に対してなのか?

おわりに──「われら」のゆくえ


あとがき
索引

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