ポスト西洋世界はどこに向かうのか
「多様な近代」への大転換
行き着くのは混沌か? 新たな覇権か? 西洋が世界を圧倒した原因を探り、西洋没落後の全く新しい「次の世界」を鮮烈に描く!
著者 | チャールズ・カプチャン 著 坪内 淳 監訳 小松 志朗 訳 |
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ジャンル | 政治 |
出版年月 | 2016年5月 |
ISBN | 978-4-326-35167-1 |
判型・ページ数 | 4-6・324ページ |
定価 | 2,750円(税込) |
在庫 | 在庫あり |
新興諸国が勃興し、西洋が相対的に衰退しているのはもはや自明の理だ。しかも、民主主義などの西洋的価値は魅力を失い、世界は政治的・思想的にも多様化しつつある。気鋭の政治学者カプチャンは、西洋勃興から21世紀までの世界の見取り図を新たに描き、西洋没落後の処方箋をクリアに示す。世界中で話題をさらった書がついに日本上陸!
日本語版の序文
序文
第1章 大転換
近代は一つではない?
本書の論点
本書の概要
第2章 西洋の勃興
歴史物語
中世ヨーロッパにおける政治勢力図の変化
宗教改革
宗教上の寛容と政治の多元性へ
第3章 直近の世界の大転換──西洋が世界を圧倒したとき
オスマン帝国
中国、インド、日本
西洋のグローバル化
4章 次に来る大転換──非西洋の勃興
厳然たる事実
第5章 西洋モデルとは異なる未来
独裁
神政政治
ワンマン政治
ポピュリズム
民主主義諸国も一枚岩ではない
グローバルなディセンサス
第6章 西洋の復活
西洋の結束
西洋に統治能力はあるのか
堅実さの回復
第7章 誰のものでもない世界をどうまとめるのか
新しい次の世界の原則
監訳者あとがき
原注
参考文献
序文
第1章 大転換
近代は一つではない?
本書の論点
本書の概要
第2章 西洋の勃興
歴史物語
中世ヨーロッパにおける政治勢力図の変化
宗教改革
宗教上の寛容と政治の多元性へ
第3章 直近の世界の大転換──西洋が世界を圧倒したとき
オスマン帝国
中国、インド、日本
西洋のグローバル化
4章 次に来る大転換──非西洋の勃興
厳然たる事実
第5章 西洋モデルとは異なる未来
独裁
神政政治
ワンマン政治
ポピュリズム
民主主義諸国も一枚岩ではない
グローバルなディセンサス
第6章 西洋の復活
西洋の結束
西洋に統治能力はあるのか
堅実さの回復
第7章 誰のものでもない世界をどうまとめるのか
新しい次の世界の原則
監訳者あとがき
原注
参考文献