真理とはなにか。多くの哲学者によって議論されてきたこの問題に一つの解答、真理のミニマリズムを提示する試み。真理の担い手が実在と対応すると考える真理のインフレ主義に対して、ミニマリズムは「雪が白い」のが真であるのは「雪が白いときそのときに限る」という同値図式のみによって真理の理論をつくる。
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第1章 ミニマルな理論
第2章 適切な定式化
第3章 真理概念の説明的役割
第4章 方法論と科学的実在論
第5章 意味と論理
第6章 命題と発話
第7章 「対応」の直観
訳者解説
後書き
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索引