観光政策への学際的アプローチ (紙版)
- 形式・仕様:
- 紙版 電子版
最新の政策・研究手法・事例を盛り込んだ、新たに観光政策を学ぶ人を対象とした、「地域社会のキーパーソン」養成に役立つテキスト。
著者 | 高崎経済大学地域科学研究所 編 |
---|---|
ジャンル | 政治 |
出版年月 | 2016年3月 |
ISBN | 978-4-326-30249-9 |
判型・ページ数 | A5・280ページ |
定価 | 3,520円(税込) |
在庫 | 在庫あり |
観光立国政策の推進に向けて内閣府が行った世論調査によれば、海外に発信すべき日本の魅力の1位は「神社、仏閣など歴史的建造物や街並み」である。また、多くの地方自治体では、主に文化遺産として世界遺産の登録を目指す運動が進められている。本書は、こうした地域資源を維持・管理し、活用する観光政策を多角的に検証する。
【電子書籍あり】
紀伊國屋書店 Kindle
刊行に寄せて[佐藤徹]
地域科学研究所の開設について[西野寿章]
第1章 国際親善文化観光都市としての軽井沢町[大河原眞美]
1.軽井沢の別荘文化
2.「別荘」と「別荘」を所有する人
3.軽井沢の別荘地
4.別荘地の特色
5.別荘地の組織と環境への取り組み
6.今後の軽井沢の景観形成
第2章 世界遺産を奇貨としたまちづくり,観光振興[髙橋修]
1.はじめに
2.富岡市の生い立ちと富岡製糸場
3.世界遺産登録を見据えたまちづくり
4.富岡製糸場を核としたまちづくり
5.養蚕の存続,絹文化の継承
6.外国人観光客の誘致
7.おわりに──地域資源を活用したまちづくり,観光振興
第3章 高崎の食発信と観光──『開運たかさき食堂』のブランド化戦略[松田和也]
1.はじめに
2.高崎の食発信に向けた取り組み(初年度)
3.高崎の食発信に向けた取り組み(2年目)
4.高崎の食発信に向けた取り組み(3年目)
5.おわりに
第4章 地域資源を活用した体験・交流型観光政策の展開と課題──千葉県芝山町と山形県飯豊町を事例に[高津英俊]
1.はじめに
2.各事例からの検討
3.おわりに
第5章 グリーン・ツーリズムの現状と新たな展開可能性[若林憲子]
1.日本のグリーン・ツーリズムの導入と展開
2.グリーン・ツーリズムの条件不利地での取り組みとその特徴
3.グリーン・ツーリズムを通じた地域活性化のステージのイメージ
4.グリーン・ツーリズム推進体制と農山村社会の活性化
5.長野県浅間山麓国際自然学校
6.考察と今後の課題
第6章 観光行政と政策評価[佐藤徹]
1.政策評価の基本的視座
2.行政評価制度
3.観光政策の評価
4.おわりに
第7章 観光資源・イベントの経済評価[米本清]
1.なぜ,経済的な評価が必要なのか
2.どんな評価手法があるか
3.旅行費用法(トラベルコスト法)
4.仮想評価法(CVM)
5.ヘドニック分析
6.コンジョイント分析など
7.おわりに
第8章 観光政策と産業連関分析[伊佐良次]
1.沖縄における観光政策の展開
2.観光客数の決定要因
3.観光客数増加による経済波及効果の推計
4.おわりに
第9章 群馬県における観光資源としての産業遺産活性化に向けた動向と課題[大島登志彦]
1.はじめに
2.「富岡製糸場と絹産業遺産群」と「ぐんま絹遺産」
3.鉄道遺産の宝庫である群馬
4.鉱業県としての群馬
5.おわりに
第10章 観光における地域ブランドの役割──茨城県ひたちなか市における取組みを実践事例として[河藤佳彦]
1.はじめに
2.観光と地域ブランドの意義
3.茨城県ひたちなか市における観光振興への取組み
4.おわりに
第11章 “旬”を旅する──愛唱歌をくちずさみながら[千葉貢]
1.はじめに──暦とカレンダー
2.“弥生の空”に花明かり
3.青葉隠しか“八十八夜”
4.“二百十日”の風やまず
5.“師走”は年を惜しみつゝ──再会を願いながら
索引
執筆者一覧
地域科学研究所の開設について[西野寿章]
第1章 国際親善文化観光都市としての軽井沢町[大河原眞美]
1.軽井沢の別荘文化
2.「別荘」と「別荘」を所有する人
3.軽井沢の別荘地
4.別荘地の特色
5.別荘地の組織と環境への取り組み
6.今後の軽井沢の景観形成
第2章 世界遺産を奇貨としたまちづくり,観光振興[髙橋修]
1.はじめに
2.富岡市の生い立ちと富岡製糸場
3.世界遺産登録を見据えたまちづくり
4.富岡製糸場を核としたまちづくり
5.養蚕の存続,絹文化の継承
6.外国人観光客の誘致
7.おわりに──地域資源を活用したまちづくり,観光振興
第3章 高崎の食発信と観光──『開運たかさき食堂』のブランド化戦略[松田和也]
1.はじめに
2.高崎の食発信に向けた取り組み(初年度)
3.高崎の食発信に向けた取り組み(2年目)
4.高崎の食発信に向けた取り組み(3年目)
5.おわりに
第4章 地域資源を活用した体験・交流型観光政策の展開と課題──千葉県芝山町と山形県飯豊町を事例に[高津英俊]
1.はじめに
2.各事例からの検討
3.おわりに
第5章 グリーン・ツーリズムの現状と新たな展開可能性[若林憲子]
1.日本のグリーン・ツーリズムの導入と展開
2.グリーン・ツーリズムの条件不利地での取り組みとその特徴
3.グリーン・ツーリズムを通じた地域活性化のステージのイメージ
4.グリーン・ツーリズム推進体制と農山村社会の活性化
5.長野県浅間山麓国際自然学校
6.考察と今後の課題
第6章 観光行政と政策評価[佐藤徹]
1.政策評価の基本的視座
2.行政評価制度
3.観光政策の評価
4.おわりに
第7章 観光資源・イベントの経済評価[米本清]
1.なぜ,経済的な評価が必要なのか
2.どんな評価手法があるか
3.旅行費用法(トラベルコスト法)
4.仮想評価法(CVM)
5.ヘドニック分析
6.コンジョイント分析など
7.おわりに
第8章 観光政策と産業連関分析[伊佐良次]
1.沖縄における観光政策の展開
2.観光客数の決定要因
3.観光客数増加による経済波及効果の推計
4.おわりに
第9章 群馬県における観光資源としての産業遺産活性化に向けた動向と課題[大島登志彦]
1.はじめに
2.「富岡製糸場と絹産業遺産群」と「ぐんま絹遺産」
3.鉄道遺産の宝庫である群馬
4.鉱業県としての群馬
5.おわりに
第10章 観光における地域ブランドの役割──茨城県ひたちなか市における取組みを実践事例として[河藤佳彦]
1.はじめに
2.観光と地域ブランドの意義
3.茨城県ひたちなか市における観光振興への取組み
4.おわりに
第11章 “旬”を旅する──愛唱歌をくちずさみながら[千葉貢]
1.はじめに──暦とカレンダー
2.“弥生の空”に花明かり
3.青葉隠しか“八十八夜”
4.“二百十日”の風やまず
5.“師走”は年を惜しみつゝ──再会を願いながら
索引
執筆者一覧
ご注文
3,520円(税込)