ドイツ再生とEU
シュレーダー政権のめざすもの
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本年1月のユーロ誕生を機にEUは世界の耳目を集めています。そのなか、昨年10月、ドイツに社会民主党と緑の党の連立でシュレーダー新政権が誕生しました。実にドイツでは戦後初めての選挙による政権交代です。これは何を物語るのでしょうか。ドイツ国民は改革への期待を表したのです。現在、ドイツは高い失業率と情報・通信等の技術革新の遅れに苦しんでいます。また、脱原子力発電とともに環境税を視野に入れた資源循環型経済への移行を目指しています。こうした目標に向かってシュレーダー政権の舵取りはどうでしょうか。(1999年6月1日第1版第1刷発行)
第1章 シュレーダー「赤・緑」連立政権の誕生と苦悩
1 雇用創出を看板に
2 政策選択の幅は狭い
3 イノベーション
4 ブレア型かジョスパン型か
5 ユーロを逆手にとる
第2章 コール中道右派政権の16年
1 20世紀最長内閣の経済運営
2 旧東ドイツ地域の経済再建は明らかな失敗
3 経済通貨同盟の評価はこれから
4 冷戦時代から新秩序へのつなぎ役
第3章 ふたつの過去からの教訓
1 エアハルトの時代 ― 「経済の奇跡」導く
2 シラーの時代 ― ケインズ政策で安定成長
3 停滞生んだ安定優先の政治制度
4 優等生・東ドイツの経済パフォーマンス
第4章 未来への視点
1 EUの深化・東方への拡大に向けて
2 失業との戦いと労使の現実
3 再出発への基礎作り
4 グローバル化から「環境」の時代へ
1 雇用創出を看板に
2 政策選択の幅は狭い
3 イノベーション
4 ブレア型かジョスパン型か
5 ユーロを逆手にとる
第2章 コール中道右派政権の16年
1 20世紀最長内閣の経済運営
2 旧東ドイツ地域の経済再建は明らかな失敗
3 経済通貨同盟の評価はこれから
4 冷戦時代から新秩序へのつなぎ役
第3章 ふたつの過去からの教訓
1 エアハルトの時代 ― 「経済の奇跡」導く
2 シラーの時代 ― ケインズ政策で安定成長
3 停滞生んだ安定優先の政治制度
4 優等生・東ドイツの経済パフォーマンス
第4章 未来への視点
1 EUの深化・東方への拡大に向けて
2 失業との戦いと労使の現実
3 再出発への基礎作り
4 グローバル化から「環境」の時代へ