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福祉社会のジェンダー構造 [オンデマンド出版]

福祉社会のジェンダー構造

ジェンダーの視点から社会福祉をとらえなおす。高齢社会、父子問題、母子家庭、アメリカの福祉など多様な課題の分析と解決策の模索。

著者、編者、訳者など 杉本 貴代栄
ジャンル 社会・女性
ISBN 978-4-326-98210-3
出版年月 2015年6月
判型・ページ数 A5判・208ページ
定価 本体3,200円+税
在庫 オンデマンド制作
 

内容説明

この書籍はオンデマンド版になります。オンデマンド本は通常の書籍とは異なりますので、初めての方はこちらをご覧下さい

ジェンダーから派生する福祉社会の問題をとりあげ、女性が抱える困難をどう解決していけばよいのかを多面的にときあかす。1990年代後半から複雑化した社会福祉の状況は、フェミニズムによる再検討を更に必要としている。国際的にも女性への暴力・児童虐待の防止にむけた動きが活発になり、社会福祉のあり方が問われている。本書はジェンダー問題が福祉社会とどうかかわっているかを具体的な問題に即して考えていく。(2004年5月20日第1版第1刷発行)

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目次

はしがき

Ⅰ 社会福祉の思想

第1章 社会福祉とジェンダー――研究の方法・到達点と課題
 1 遅れてきたフェミニズム
 2 研究の経過と広がり
 3 「ジェンダー視点」が明らかにしたもの
 4 今後の研究課題

第2章 社会福祉とジェンダー・エシックス――社会福祉の困難(1)
 1 はじめに
 2 社会福祉における倫理の多面性
 3 福祉国家に内在するジェンダー偏在
 4 いかに「負の倫理」が施行されるか
 5 ジェンダー・エシックスからフェミニスト倫理へ

第3章 フェミニスト倫理をめざして――社会福祉の困難(2)
 1 明らかになった今日的課題
 2 社会福祉が取り組むべき課題
 3 おわりに

第4章 高齢社会の福祉政策――「日本型福祉社会」の形成・破綻から介護の「社会化」へ
 1 なぜジェンダーが問題となるのか
 2 高齢者福祉政策の推移
 3 高齢者政策の転換点
 4 介護保険のジェンダー課題――誰が介護をしているのか
 5 ジェンダー視点による再点検の必要性

Ⅱ 社会福祉の実践

第1章 ソーシャルワーカーになるということ
 1 ソーシャルワーカーとはどういう仕事か
 2 ソーシャルワーカーになるには
 3 ソーシャルワーカーに必要とされること

第2章 母子世帯と貧困問題
 1 発見された「貧困の女性化」
 2 母子世帯と貧困
 3 日本における「貧困の女性化」とは
 4 母子世帯問題の今日的課題

第3章 父子世帯が抱えるジェンダー問題
 1 母子世帯問題の顕在化
 2 父子世帯問題の顕在化
 3 父子世帯の実態
 4 新たな問題:父親の養育費履行問題
 5 男性にとってのジェンダー問題の克服

第4章 社会福祉教育とジェンダー・センシティヴ・カリキュラム――日本社会事業学校連盟加盟校の調査結果から
 1 福祉系学部・学科の増加
 2 調査の方法
 3 調査結果の概要
 4 調査の考察と課題

Ⅲ 国際化する社会福祉

第1章 社会福祉の国際化とジェンダー
 1 「負の国際化」の進展
 2 社会福祉の国際化
 3 ジェンダー問題の国際化
 4 国際化するジェンダー問題と社会福祉
 5 アジアの女性問題が問いかけるもの

第2章 アメリカの社会福祉政策とシングルファーザー
 1 「父親の10年」
 2 シングルファーザーの趨勢と実態
 3 シングルファーザーと養育費徴収制度
 4 福祉国家とシングルファーザー
 5 シングルファーザーをめぐる今後の政策の方向

第3章 アメリカのシングルマザーに何が起こっているのか
 1 映画『ボウリング・フォー・コロンバイン』が突きつけたもの
 2 福祉改革の経過と焦点
 3 福祉改革の影響
 4 日本の課題

第4章 国際比較調査が明らかにした日本のシングルマザー問題――家計経済研究所編『ワンペアレント・ファアミリーに関する6ヶ国調査』を読む
 1 調査の方法について
 2 調査の結果について
 3 調査が明らかにしたジェンダー問題

あとがきにかえて――浜名湖湖畔の暮らし
参考文献
索引
初出一覧

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