現代イランの農村都市

革命・戦争と地方社会の変容

現代イランの農村都市

現代イラン社会の持続的で内発的な成長・発展の起爆剤となりうる地方農村部での中小都市の形成とその影響についての本格的実態調査。

著者 鈴木 均
ジャンル 社会・女性
シリーズ オンデマンド書籍
出版年月 2015年6月
ISBN 978-4-326-98209-7
判型・ページ数 A5・388ページ
定価 6,820円(税込)
在庫 オンデマンド制作

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本書は、革命後の現代イランの地方社会についてのフィールド調査に基づく社会学的考察。地方社会の小地域においてある程度の中心性を有する人口2千~2万人の大規模農村ないし小都市を「ルースター(農村)・シャフル(都市)」として再規定し、これを対象とした現地調査により地域的主体の多様な様態と将来的な発展の可能性を探る。(2011年2月25日第1版第1刷発行)

はじめに
序章

第1章 現代イランの地方における都市化について
 第1節 先行研究と革命前のイラン農村社会
 第2節 革命後の政治過程とその社会的背景
 第3節 社会統計上の事実と調査の設計
 第1章 注

第2章 ルースター・シャフル形成の一般的特徴
 第1節 ルースター・シャフルの形成要因からみた諸類型
 第2節 ルースター・シャフル形成の全国的傾向
 第2章 注

第3章 東アゼルバイジャン州ミヤーネ周辺における具体相
 第1節 はじめに―地域の特徴
 第2節 トルキャマンチャーイの現状
 第3節 トルキャマンチャーイの学校事情
 第4節 ヴァランケシュ
 第5節 ソウメエ・オリヤー
 第6節 結語―ルースター・シャフルの共存と発展
 第3章 注

第4章 エスファハーン州ザーヤンデルード川流域における具体相
 第1節 はじめに―地域の特徴
 第2節 アーデルガーン
 第3節 レンジュ
 第4節 フーレンジャーンと三村統合
 第5節 ヴァルザネとその周辺
 第6節 結語―村落統合の難しさ
 第4章 注

第5章 フーゼスターン州デズフール周辺における具体相
 第1節 はじめに―地域の特徴
 第2節 シャムサーバード
 第3節 ガルエ・セイエド
 第4節 シャハラケ・トウヒード
 第5節 アンジーラク
 第6節 結語―経済格差と農村統合のゆくえ
 第5章 注

第6章 結論

巻末付録
巻末付録1 第一段階調査の時系列的説明
巻末付録2 ルースター・シャフル調査項目
巻末付録3 訪問先ルースター・シャフル一覧
巻末付録4 訪問先ルースター・シャフルの位置図
参考文献
地名索引
人名索引
事項索引

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