環境経済システムの計算理論
この書籍はオンデマンド版になります。オンデマンド本は通常の書籍とは異なりますので、初めての方はこちらをご覧下さい。
環境保全は、そのための制度の設計・機能の充実化のみならず、そこに関わる者それぞれの行動と取り巻く周囲の状況との相互作用によって生み出された結果のひとつの現れではないだろうか。
本書はこの問題意識のもとに、生物システムや経済・社会システム等のより複雑な現象解析のために用いられるエージェントベース・アプローチを採用し、「湖水」と呼ばれるゲーム・モデルを素材に、環境資源をめぐる複数主体間相互の作用をコンピュータ・シミュレーションにより分析する。そしてこのモデルから、環境保全を受容する社会のあり方の理論的考察を試みる。(2003年4月20日第1版第1刷発行)
第1章 コモンズ・ゲーム
1・1 コモンズ・ゲーム
1・2 エージェントの戦略について
第2章 進化的シミュレーション
2・1 遺伝的アルゴリズム
2・2 モデリング
2・3 GAによるシミュレーション
2・4 考察
第3章 学習によるシミュレーション
3・1 強化学習
3・2 強化学習に用いられる学習アルゴリズム
3・3 モデリング
3・4 学習アルゴリズムによるシミュレーションⅠ
3・5 シミュレーションⅡ
3・6 考察
第4章 制度としてのコモンズ
4・1 環境保全制度としての資源利用・所有レジーム
4・2 Okadaモデル
4・3 シミュレーションⅢ
4・4 シミュレーションⅣ
あとがき
索引
1・1 コモンズ・ゲーム
1・2 エージェントの戦略について
第2章 進化的シミュレーション
2・1 遺伝的アルゴリズム
2・2 モデリング
2・3 GAによるシミュレーション
2・4 考察
第3章 学習によるシミュレーション
3・1 強化学習
3・2 強化学習に用いられる学習アルゴリズム
3・3 モデリング
3・4 学習アルゴリズムによるシミュレーションⅠ
3・5 シミュレーションⅡ
3・6 考察
第4章 制度としてのコモンズ
4・1 環境保全制度としての資源利用・所有レジーム
4・2 Okadaモデル
4・3 シミュレーションⅢ
4・4 シミュレーションⅣ
あとがき
索引