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メーイのアリストテレース『詩学』解釈とオペラの誕生

メーイのアリストテレース『詩学』解釈とオペラの誕生

メーイの古代悲劇観は誤りではない。オペラは一つの、無理のない古代悲劇復活のかたちであったことを本書は世界で初めて論証する。

著者、編者、訳者など 津上 英輔
ジャンル 哲学・思想・倫理
文学・芸術・ノンフィクション
ISBN 978-4-326-80055-1
出版年月 2015年2月
判型・ページ数 B5判・296ページ
定価 本体7,600円+税
在庫 在庫あり
 

内容説明

メーイという一人の古典学者は、16世紀イタリアに伝えられたアリストテレース『詩学』の伝統に立ちつつ、現代人にも納得の行く読解を通じて、ある(すなわち悲劇は全篇歌われたという)結論に辿り着き、それに刺激を受けた詩人・音楽家たちが最終的にオペラの形式を生み出した。この一連の経過を明らかにするのが、本書の狙いである。

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目次



第1章 歴史遡行:オペラ誕生から古代悲劇まで
 第1節 古代悲劇復興としてのオペラの誕生
 第2節 メーイと師ヴェットーリ
 第3節 メーイのアリストテレース『詩学』解釈
 第4節 16世紀の『詩学』資料状況からアリストテレースまで

第2章 アリストテレース『詩学』における物語・詩作の3手段
 第1節 物語と詩
 第2節 物語・詩作の3手段
 第3節 詩律とリズム(原文はギリシャ文字)

第3章 『詩学』の資料伝承
 第1節 現代古典文献学における『詩学』の資料
 第2節 16世紀後半の状況

第4章 ヴェットーリの『詩学』解釈
 第1節 『詩学』注釈書
 第2節 「リズム(原文はギリシャ文字)」の解釈
 第3節 ギリシャ語写本
 第4節 悲劇の上演形式

第5章 メーイの悲劇上演形式観
 第1節 手紙における準備
 第2節 『古代旋法論』における完成
 第3節 ヴェットーリに負うもの
 第4節 メーイの悲劇観の伝達

付録 メーイ筆ヴェットーリ宛手紙4通(1559─1560年)の翻刻および日本語訳
 前書き
 手紙19番(1559年2月21日)
 手紙21番(1559年6月9日)
 手紙27番(1559年12月30日)
 手紙28番(1560年1月20日)

参考文献
あとがき
索  引
 日本語索引
 アルファベット索引
 ギリシャ語索引
 出典箇所索引

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