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図書館は市民と本・情報をむすぶ

図書館は市民と本・情報をむすぶ

図書館現場や研究分野で活躍する執筆陣が、議論となっているアクチュアルなテーマを縦横に論じる。図書館情報学の最前線。

著者、編者、訳者など 池谷 のぞみ 編著
安形 麻理 編著
須賀 千絵 編著
ジャンル 総記・図書館
ISBN 978-4-326-00040-1
出版年月 2015年3月
判型・ページ数 A5判・392ページ
定価 本体3,600円+税
在庫 在庫あり
 

内容説明

本書は、図書館情報学分野を牽引してきた田村俊作先生の退職記念論集であるが、図書館情報学の最新の研究成果と図書館の今がわかる、恰好の入門書である。内容は、資料収集とコレクション形成、資料と情報の組織化、情報探索とレファレンスサービス、研究・教育と情報、市民と情報の五部構成で、図書館情報学関係者の必携書となる。

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目次

研究を振り返る──序に代えて
序章 実践的構成物としてのビジネス支援サービス──サービスを理解することの方法的意義

第1部 資料収集とコレクション形成
 1 世界のミニアチュアブックのコレクターたち
 2 インキュナブラコレクションの形成と組織化──二類型の発展から融合へ
 3 朝河貫一が集めたイェール大学図書館および米国議会図書館の日本資料──書簡を手がかりとして
 4 大学図書館における特殊コレクションの収集と活用
 5 利用者による特殊コレクション資料の撮影の許可──北米の研究図書館における動向
 6 小さな美術図書室の試み──吉野石膏美術振興財団・中山美術文庫
 7 東京市立日比谷図書館カーネギー国際平和財団文庫──その寄贈経緯と概要

第2部 資料と情報の組織化
 8 利用者志向の組織化
 9 書誌データの変遷──カード目録からインターネット情報へ
 10 欧米の国立図書館におけるLinked Open Data──目録変革の視点による考察
 11 国立国会図書館における電子情報の組織化
 12 主題と分類法の構造
 13 日本人著者名のための典拠データ表記モデル
 14 利用に基づく情報の組織化

第3部 情報探索とレファレンスサービス
 15 情報行動文法モデル再考
 16 協同的情報行動研究の次の課題領域
 17 図書館利用者の情報探索行動に関する量的データ収集方法
 18 「参照」してもらうのがレファレンスサービス──インダイレクトこそサービスの本態
 19 米国の公共図書館におけるI&Rサービスの変遷
 20 調布市立中央図書館の「レファレンス申込・回答記録」にみる変化
 21 調べ方講座実施計画のためのワークシート試案──公共図書館の情報リテラシー育成支援

第4部 研究・教育と情報
 22 大学図書館員に求められるもの──時代の変化を越えて
 23 海外における日本研究への支援
 24 リベラルアーツ教育と図書館
 25 情報利用と学習を結ぶ ─情報リテラシー教育の論点整理
 26 情報リテラシーのカリキュラムへの統合──トリニティ大学の統合構想
 27 夜間中学在籍者と識字──識字学習者が抱える問題点と学習ニーズ、公共図書館との接点

第5部 市民と情報
 28 公共図書館を考える
 29 イギリスのキャメロン政権下における公共図書館政策
 30 利用者至上主義の論理と展開
 31 アメリカの公共図書館におけるビジネス支援サービスの現況
 32 日本の公共図書館における健康・医療情報サービスの現状と課題
 33 北米の図書館による健康医学情報サービスの現在
 34 東日本大震災後の陸前高田市における図書館活動──現状と展望
 35 おはなし会の今日的意義
 36 市民活動の記録をいかに残すか──市民活動団体によるオンライン共同目録の可能性

あとがき
資料 田村俊作先生略歴
索引

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