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著作権法概論

著作権法概論

わが国の学界をリードしてきた権威による概説書。体系的知識、基本概念、課題につき複雑な法を簡潔にわかりやすく解説する。

著者、編者、訳者など 斉藤 博
ジャンル 法律
ISBN 978-4-326-40296-0
出版年月 2014年12月
判型・ページ数 A5判・288ページ
定価 本体2,800円+税
在庫 在庫あり
 

内容説明

常にわが国の著作権法学界をリードしてきた権威による概説書である。瑣末な議論をあえてさけ大きな視点から現代社会における著作権法制の在り様を眺め、改正を重ね複雑に入り組んだ著作権法をシンプルにその体系的知識、基本概念、課題について初学者にもわかりやすく要説する。一粒社版『概説著作権法〔第3版〕』を大幅改訂した。

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目次

はしがき

第1章 著作権等侵害の要件事実
 第1節 侵害訴訟を前提とした視点
 第2節 著作権の侵害
 第3節 著作者人格権の侵害

第2章 総論
 第1節 著作権法の意義
 第2節 著作権法の目的
 第3節 著作権法の特質
 第4節 著作権法と民法
 第5節 著作権法と他の知的財産法
 第6節 著作権法と憲法等
 第7節 著作権法と条約
 第8節 著作権法の適用範囲

第3章 著作物
 第1節 著作物の特質
 第2節 著作物の要件
 第3節 著作物の諸類型
 第4節 二次的著作物
 第5節 編集著作物
 第6節 データベースの著作物
 第7節 共同著作物
 第8節 無名・変名著作物
 第9節 権利の目的とならない著作物

第4章 著作者
 第1節 創作する者
 第2節 著作者と著作権者
 第3節 著作者の推定
 第4節 職務著作
 第5節 映画の著作物の著作者
 第6節 複数の著作者

第5章 著作者人格権
 第1節 人格価値としての著作物
 第2節 著作者人格権の性質
 第3節 著作者人格権の内容
 第4節 修正・増減権
 第5節 撤回権等
 第6節 名誉・声望を害する方法による著作物の利用
 第7節 著作物の廃棄と著作者人格権
 第8節 パロディ
 第9節 著作者の死後における人格的利益の保護

第6章 著作権
 第1節 著作権の享有
 第2節 著作権の性質
 第3節 著作権と所有権
 第4節 著作権の内容
 第5節 複製権
 第6節 上演権・演奏権
 第7節 上映権
 第8節 公衆送信権等
 第9節 口述権
 第10節 展示権
 第11節 頒布権
 第12節 譲渡権
 第13節 貸与権
 第14節 翻訳権,翻案権等
 第15節 二次的著作物の利用に関する原著作者の権利

第7章 著作権の制限
 第1節 著作物の無許諾利用
 第2節 私的使用のための複製
 第3節 図書館等における複製
 第4節 引用等
 第5節 教育目的の利用
 第6節 試験問題としての複製等
 第7節 障害者等のための複製等
 第8節 営利を目的としない上演等
 第9節 報道等のための利用
 第10節 司法,立法,行政目的のための複製等
 第11節 美術の著作物等の利用
 第12節 プログラムの著作物の複製等
 第13節 著作物固有の利用には当たらないその他の利用
 第14節 著作権制限の一覧
 第15節 権利を制限する包括的な規定の要否

第8章 著作権の存続期間
 第1節 著作権の有限性
 第2節 存続期間の原則
 第3節 公表起算の著作物
 第4節 翻訳権
 第5節 継続的刊行物の公表起算
 第6節 計算の方法
 第7節 相互主義
 第8節 戦時加算義務
 第9節 長期化の趨勢

第9章 著作権の消滅と登録
 第1節 著作権の消滅
 第2節 著作権の登録

第10章 契約または裁定による著作物の利用
 第1節 他人の著作物の利用
 第2節 著作権の譲渡
 第3節 出版権の設定
 第4節 著作物の利用許諾
 第5節 意思表示の解釈
 第6節 権利の個別処理と集中管理
 第7節 オンライン・ワンストップ・ライセンシング
 第8節 裁定による利用

第11章 著作隣接権
 第1節 著作隣接権の特質
 第2節 実演家の権利
 第3節 レコード製作者の権利
 第4節 放送事業者の権利
 第5節 有線放送事業者の権利
 第6節 存続期間
 第7節 著作隣接権の制限
 第8節 著作隣接権の消滅と登録
 第9節 契約または裁定による実演等の利用

第12章 権利の救済と処罰
 第1節 民事救済と刑事制裁の諸制度
 第2節 あっせんによる解決
 第3節 差止請求
 第4節 損害賠償請求
 第5節 原状回復請求
 第6節 不当利得返還請求
 第7節 処罰

参考文献一覧
判例索引
事項索引

著者紹介
1934年 東京に生まれる
1965年 京都大学大学院法学研究科修了
新潟大学教授,筑波大学教授,専修大学教授を経て,現在,新潟大学名誉教授,弁護士
主著『人格権法の研究』(一粒社,1979年)『人格価値の保護と民法』(一粒社,1986年)『概説著作権法〔第三版増補〕』(一粒社,1996年)『知的財産関係訴訟法』(共編)(青林書院,1997年)『電子社会のパラダイム─デジタル化の論理と倫理』(共著)(新世社,2002年)『著作権法〔第三版〕』(有斐閣,2008年)『概説著作権法』(共著)(ミネルヴァ書房,2010年)

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