「世界一」の医療費抑制政策を見直す時期

「世界一」の医療費抑制政策を見直す時期
著者 二木 立
ジャンル 福祉・医療
シリーズ シリーズ福祉・医療 > 医療・福祉シリーズ
オンデマンド書籍
出版年月 2014年7月
ISBN 978-4-326-98181-6
判型・ページ数 4-6・240ページ
定価 3,520円(税込)
在庫 オンデマンド制作

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先進国中最も厳しい医療費抑制政策が,日本ではなぜ成功したのか。公的医療費の総枠拡大の国民的合意を形成するための提言と,アメリカ医療・医療経済学のユニークな分析。(1994年11月25日第1版第1刷発行)

1章 「世界一」の医療費抑制政策を見直す時期
 1 「世界一」の医療費抑制政策「成功」の秘密
 2 「世界一」の医療費抑制政策がもたらした歪み
 3 患者負担増加を新たな医療費財源にするのは困難
 4 消費税以外にも公的医療費拡大の財源はある
 5 厚生省も水面下では方向転換を模索
 6 公的医療費総枠拡大の国民合意形成のために

補論1 医療法改正がますます日本の医療をダメにする
補論2 勤務医の薄給を改めない限り医師への「謝礼」はなくならない
補論3 病院機能の第三者評価について

2章 1994年医療費改定は「第二次保険・医療改革」のはじまり

3章 特定療養費制度の「一般」制度化は成功するか?
 1 特定療養費制度の過去
 2 特定療養費制度の現在(1994年)
 3 特定療養費制度の将来

4章 私のみたアメリカの医療と医療経済学
 1 アメリカで国民皆保険制度が実現しない理由が分かった
 2 アメリカ人の日本医療に対する質問と誤解の定番
 3 アメリカの「医療の質」は世界一か?
 4 日本医療とアメリカ医療のどちらがより「営利的」か?
 5 アメリカの医療経済学研究についての三つの「発見」
 6 医療費抑制はアメリカの「国民的合意」ではない
 7 医療費増加の主因は技術進歩か人口高齢化か?
 8 テクノロジー・アセスメントにも「国籍」がある
 9 過剰教育―世界最高のアメリカの医師・医療従事者教育の光と影
 10 アメリカ医療は多様で「筋書きのないドラマ」
 おわりに―医療の日米比較ははたして意味があるのだろうか?

補論4 クリントン政権の医療改革法案の概要と解説

あとがき

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