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デポジット制度の環境経済学

循環型社会の実現に向けて

デポジット制度の環境経済学

デポジット制度について共通理解を醸成すべく、行政・企業・非営利組織・消費者にとって最も適用事例の多い飲料容器に着目して整理。

著者、編者、訳者など 沼田 大輔
ジャンル 経済
ISBN 978-4-326-50403-9
出版年月 2014年10月
判型・ページ数 A5判・216ページ
定価 本体5,000円+税
在庫 在庫あり
 

内容説明

デポジット制度を取り巻く状況、その概要、導入状況、制度の歴史・議論の経緯、制度がもたらす正と負の影響、制度導入の経済学的検討、需要への影響、生産者サイドと運営主体・政府への課題など、デポジット制度に関わるさまざまな議論を展開することにより、共通理解を深めることを企図した、わが国で初めての専門書。

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目次

はじめに
各章の初出一覧

第1章 日本の容器包装廃棄物対策の概観
 1.1 廃棄物の排出・処理・処分の現状
 1.2 容器包装系ごみの排出の現状
 1.3 容器包装系ごみの処理・処分のこれまでの経緯
 1.4 第1章のまとめ

第2章 デポジット制度とは何か
 2.1 デポジット制度の定義
 2.2 対象の多様性
 2.3 種類
 2.4 第2章のまとめ
 補論:供給側に回収を促すデポジット制度

第3章 飲料容器デポジット制度の導入状況
 3.1 日本における導入状況の概要
 3.2 大分県姫島村
 3.3 東京都八丈町
 3.4 諸外国における概要
 3.5 北米
 3.6 ヨーロッパ
 3.7 第3章のまとめ

第4章 飲料容器デポジット制度の歴史
 4.1 アメリカ
 4.2 ドイツ
 4.3 日本
 4.4 第4章のまとめ

第5章 デポジット制度がもたらす正負の影響――経済学的研究のサーベイ
 5.1 デポジット制度の利点
 5.2 デポジット制度の課題
 5.3 デポジット制度の課題の克服の可能性
 5.4 費用便益分析
 5.5 各主体の意見
 5.6 第5章のまとめ
 補論:デポジット制度は社会厚生の最大化が可能であることを示す研究の概要

第6章 デポジット制度導入の経済学的検討――弁当容器を例とした効果の試算例
 6.1. デポジット制度の理論モデル
 6.2. アンケートの概要
 6.3. 使用済み弁当容器の市場限界返却費用曲線の推定
 6.4. 弁当容器への適用に関する経済学的検討
 6.5. 第6章のまとめ

第7章 デポジット制度の需要への影響――課題の試算例
 7.1 需要への影響に関する先行研究
 7.2 分析方法
 7.3 分析結果
 7.4 第7章のまとめ

第8章 デポジット制度の生産者サイドの課題――カナダにおける生産者と政府の関係
 8.1 カナダの飲料容器回収システム
 8.2 強制デポジット制度の現状
 8.3 強制デポジット制度における供給側と政府の攻防
 8.4 第8章のまとめ

第9章 デポジット制度運営主体・政府の課題――カリフォルニア州における違法行為
 9.1 制度の概観
 9.2 違法行為とその取締方法
 9.3 第9章のまとめ

第10章 デポジット制度とのこれからの向き合い方――本書のまとめ

参考文献・論文・資料
謝辞
おわりに
索引

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