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メディアの中の子ども [オンデマンド出版]

メディアの中の子ども
著者、編者、訳者など 原 國人 編著
酒井 敏 編著
甘露 純規 編著
ジャンル 文学・芸術・ノンフィクション
ISBN 978-4-326-98131-1
出版年月 2013年10月
判型・ページ数 A5判・228ページ
定価 本体3,600円+税
在庫 オンデマンド制作
 

内容説明

この書籍はオンデマンド版になります。オンデマンド本は通常の書籍とは異なりますので、初めての方はこちらをご覧下さい。 

人間関係が希薄になった現代において、子どもたちの現実に深く関わって「リアル」を演出するのは、メディアである。本書では、近現代の日本の出版物をいくつか取り上げ、メディアから透けてみえる子どもの抱える問題を多元的に論じる。(2009年3月25日第1版第1刷発行)

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目次

はじめに

童謡の系譜・序論[原國人]
 一 子どもの喧嘩に親が
 二 童謡の役割
 三 名虎・能雄相撲の事
 四 六波羅禿の運命
 五 歴史の中のメディアとメディア・リテラシー

孝子貞婦の続き物と慈善活動――明治一〇年代を中心にして――[甘露純規]
 はじめに
 一 明示の慈善
 二 『芳譚雑誌』と慈善活動
 三 新聞続き物と慈善活動
 むすび

『小学生全集』と『日本児童文庫』の位置――教育界の動向を手がかりに――[服部宏昭]
 はじめに
 一 両全集の軌跡
 二 教育界の動向
 まとめ

中学校教材としての「走れメロス」を読む[高塚雅]
 はじめに
 一 教科書に採録された「走れメロス」
 二 結末の異同について
 三 読者生成の問題について
 四 「走れメロス」を魅力的に読むために――殴り殴られるセリヌンティウス――
 結びに

松本清張「武田信玄」、その再生産をめぐって――一九五〇年代を中心に――[鶴田武志]
 はじめに
 一 清張が手がけた子ども向け作品の概要
 二 初出『中学コース』における「武田信玄」
 三 『信玄軍記』と『決戦川中島――風雲の武将信玄――』、二種類の再生産について――絡みあう欲望――
 まとめと今後の展望

音楽聴取が始動させる物語――浦沢直樹『20世紀少年』における対抗文化の諸相――[広瀬正浩]
 一 問題提起
 二 空間の占拠と他集団との差別化
 三 ロックミュージックのイデオロギー
 四 身体性の模倣と音楽史的記憶への参照
 五 音楽メディアをめぐる聴取者の欲望
 六 読者の行方
 ――まとめにかえて――

「戦記マンガ」を読む――そのリアリティの在り処・<勇士>の肖像外伝――[酒井敏]
 はじめに
 一 方法
 二 『紫電改のタカ』・人間の戦争
 三 『戦空の魂』・兵器の戦争
 おわりに

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