フーコーの法

フーコーの法

フーコーはほんとうに法を排除したのか? 従来の「フーコーと法」研究に異議を申立て、研究領域の革新とともに、再創造を企てる。

著者 ベン・ゴールダー
ピーター・フィッツパトリック
関 良徳 監訳
小林 智
小林 史明
西迫 大祐
綾部 六郎
ジャンル 哲学・思想・倫理
法律
出版年月 2014年9月
ISBN 978-4-326-15431-9
判型・ページ数 4-6・256ページ
定価 3,300円(税込)
在庫 在庫あり

この本への感想・お問い合わせ

排除テーゼ──。フーコーは規律訓練権力や生権力を近代の権力形態とし、一方で権力論から法や主権の概念を排除したとされる。著者らはその先入観を排し、「決定と応答」という法の二重性から読み解くことで、新しい補助線を彼の思想に提供した。ポストモダン法学に革新的な展開をもたらすだけでなく、もはやフーコーへの挑発である。

はじめに
謝辞

第一章 オリエンテーション―フーコーと法
 1 「排除テーゼ」
 2 フーコーを救出/再読する
 3 結論

第二章 フーコーの別の法
 1 関係のなかの法
 2 フーコーの法―抵抗、侵犯、法
 3 法の多価的な空虚
 4 結論

第三章 法の未来
 1 エワルドと社会的なものの近代主義的閉鎖
 2 フーコー的倫理の近代性
 3 結論―社会性の法


訳者あとがき
索引

関連書籍

ご注文

3,300円(税込)

個人情報の取扱いについて

このサイトでの購入手続きにおける個人情報の取扱いについて下記リンク先にてご案内しております。
『商品購入における個人情報の取扱いについて』

商品をご購入いただく際はこちらに同意をしたうえでお支払方法(クレジットカードまたは代金引換)をお選びください。

ネット書店で購入する

  • 楽天ブックス
  • Amazon
  • 紀伊國屋書店
  • honto
  • ヨドバシ.com
  • bookfanプレミアム
  • セブンネットショッピング
  • Honya Club.com
  • e-hon 全国書店ネットワーク
  • HMV&BOOKS online
  • TSUTAYA online

シェアする

このエントリーをはてなブックマークに追加