フーコーの法
排除テーゼ──。フーコーは規律訓練権力や生権力を近代の権力形態とし、一方で権力論から法や主権の概念を排除したとされる。著者らはその先入観を排し、「決定と応答」という法の二重性から読み解くことで、新しい補助線を彼の思想に提供した。ポストモダン法学に革新的な展開をもたらすだけでなく、もはやフーコーへの挑発である。
はじめに
謝辞
第一章 オリエンテーション―フーコーと法
1 「排除テーゼ」
2 フーコーを救出/再読する
3 結論
第二章 フーコーの別の法
1 関係のなかの法
2 フーコーの法―抵抗、侵犯、法
3 法の多価的な空虚
4 結論
第三章 法の未来
1 エワルドと社会的なものの近代主義的閉鎖
2 フーコー的倫理の近代性
3 結論―社会性の法
注
訳者あとがき
索引
謝辞
第一章 オリエンテーション―フーコーと法
1 「排除テーゼ」
2 フーコーを救出/再読する
3 結論
第二章 フーコーの別の法
1 関係のなかの法
2 フーコーの法―抵抗、侵犯、法
3 法の多価的な空虚
4 結論
第三章 法の未来
1 エワルドと社会的なものの近代主義的閉鎖
2 フーコー的倫理の近代性
3 結論―社会性の法
注
訳者あとがき
索引
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定価 3,630円(税込)